今月の見出しの写真はハギ(広島県)

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ハヤブサの個体差
ズグロのハヤブサ雄 山口県日本海側1991年
ハヤブサ101212-3_convert_20130113105747

最近、友人からハヤブサに関して質問を受けた。
その際、持っている図鑑でいろいろハヤブサの亜種を調べているうちに、
特徴や生息地域を簡単にまとめることにした。

日本で確認されているハヤブサは7亜種で、日本に生息するハヤブサ以外に他に6亜種がいる。

亜種シマハヤブサ(硫黄列島に生息)
  少し小さく上面が黒く胸から腹がオレンジ色で脇が灰色

亜種シベリアハヤブサ(シベリア北東部に生息)
  頬ひげが少し太く長い。脇の横班が太く上面が黒っぽく見え、胸から腹が紅色を帯びる

亜種オオハヤブサ(北千島からアリューシャン列島、北米太平洋沿岸に生息)
  大きさが一回り大きくメスではノスリぐらいのものもいる。
  頬ひげが短く太い。頬の白い部分がなく顔全体が黒く見える
  上面は少し褐色かかった暗スレート色。
  あごから腹にかけ暗褐色で横班も太く全体的に黒っぽく見える

亜種アメリカハヤブサ(北米に広く生息)
  頬ひげが短く太い。頬の白い部分がなく顔全体が黒く見える
  大きさは日本のハヤブサぐらいの大きさである。
  あごから胸にかけて無班の範囲が広く、胸から腹にかけては紅色が強い

亜種ウスハヤブサ(シベリア北部)
  上面が淡色で、白い眉班がある。頬ひげが著しく細い

亜種ツンドラハヤブサ(北アメリカ北部に生息)
  ウスハヤブサに似る。上面が淡色で、白い眉班がある。頬ひげが著しく細い

上の写真は顔グロでハヤブサ髭がやけに太いオスである。
昨年、10月30日のブログでも紹介したハヤブサである。
止まっている場合、首をすくめるので髭が短く太く見えがちだが、この固体は他に比べ顔が黒かった。
当時なズグロと呼んでいた。比較的警戒心が薄かった。

下の写真は西日本の日本海側で撮影した固体である。
これも顔グロ、ハヤブサ髭が太い。
胸から腹にかけてオレンジ色、脇の横班が太い。
上の特徴を当てはめると、顔がズグロであるためオオハヤブサかアメリカハヤブサか?
胸から腹にかけては少しオレンジががかっているし、ハヤブサ髭も太く見えるのでシベリアハヤブサか?、
しかし、これらの写真の固体は普通のハヤブサに比べ少し頬の黒い面積が広いだけ。
胸も、薄くオレンジ色がかっているだけ。

等々で結論は、日本で生息するハヤブサと変わらない、少し個体差があるものと思う。
本来の亜種はもっと特徴が強調されるようなはっきりとしたオレンジ色、顔も真っ黒、
脇の横班も太く全体的に黒く見えると思う。


ひょっとしたら、生息地が比較的近隣なので、
遠い親戚にシベリアやアメリカの血縁になっている固体もいるのではないかと思う。
彼らにとっては国境などない。その気を出せば南半球にも行ける。

参考文献:図鑑日本のワシタカ類(文一総合出版)
      ワシタカ・ハヤブサ識別図鑑(平凡社)
     
ズグロのハヤブサ雌 島根県日本海側2008年
ハヤブサメス島根080502-1987_convert_20130110145713

胸から腹にかけてオレンジ色、髭も長く脇の横班も太く見えるメス 山口県日本海側 1991年
ハヤブサ130107-91052802_convert_20130113105916


一般的な日本のハヤブサのメス 京都府日本海側2008年
ハヤブサメス経が岬080308-6570_convert_20130110145514

下面が白っぽく胸から腹にかけて少しオレンジ色のオス 島根県日本海側 2008年
ハヤブサオス島根080502-2182_convert_20130110150119


テーマ:鳥の写真 - ジャンル:写真


コメント

やっさん、詳しい解説、ありがとうございました。
やはり個体差だけは、多くのハヤブサを実際に観察しないと、なかなか感覚として身に付かないものなんでしょうね。
勉強になりました。<m(_ _)m>
[2013/01/13 23:29] URL | ともべい #- [ 編集 ]


ともべいさん、こんばんは
私自身これがxxxxハヤブサだ!的な固体にお目にかかっていないので偉そうには言えないのですが、
日本の亜種以外のハヤブサはもっと違いが分かる特徴を持っているのでしょうね。
来月からハヤブサも恋のシーズン。
撮影が楽しみです。
[2013/01/14 17:43] URL | やっさん #- [ 編集 ]


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