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FalconHY

Author:FalconHY
広島県在住。
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今年のハヤブサ
ハヤブサ♂
ハヤブサ♂20211002-100457

今年のハヤブサは昨年と同じペアと思います。
オスの特徴は、ぱっと見で翼の初列P10(一番外側の羽)が換羽中のため短く、よく上側に反って見えます。
(上の写真)
一方のメスは、胸に少し赤身をおび、翼の羽根は揃っています。
尾羽の両端が換羽中で短く見えます。
いずれも換羽途中の羽根の状態なので時期が来れば伸びて揃ってきますので注意が必要です。
メスの方が若いのか、胸から腹までの斑点や、翼内側の斑点がオスに比べて濃く黒っぽく見えます。


ハヤブサ♀
ハヤブサ♀20211002-100557

テーマ:野鳥の写真 - ジャンル:写真


ヒヨドリの渡り
快晴の早朝ヒヨドリたちが河口を渡ります
ヒヨドリの渡り20211008-907870

今年のヒヨドリの渡りが始まったのは非常に遅かったです。
例年なら、9月中旬に始まりますが西日本の長雨でヒヨドリの移動が遅れていました。
この時期、やっとまとまった数が見えるようになりました。
私以上に、この場所にいるハヤブサ達が待ちわびていたことでしょう。

昨年は、ヒヨドリの数が少なくあまりいいシーンが見られませんでした
今年は、単に移動が遅れているだけなのか?はたまた、昨年同様ヒヨドリの繁殖が少なかったのか?
どちらでしょう。

数は少ないですが少しづつ増えて来てます
ヒヨドリの渡り20211007-907112

ハヤブサの攻撃を受け逃げ戻るヒヨドリたち
ヒヨドリの渡り20211008-907492

テーマ:野鳥の写真 - ジャンル:写真


ブッポウソウ子育てプロジェクト 巣立ち
巣立ち間近になると雛は巣穴から顔を出すようになります
巣箱ブッポウソウ雛20210727-107941

ビデオ映像から、一羽目の雛の巣立ちは7月30日AM10:55でした。
孵化して丁度25日目でした。
その日は計3羽の雛が巣立ちしました。
残された一羽はおそらく7月7日に孵化した末っ子と思われます。
その末っ子の一羽も、遅れること2日、8月1日に無事巣立ちました。

これで終わったわけではありません。
その巣箱を降ろし、中の残留物の調査も必要です。
巣箱内には、ブッポウソウの子育てに伴う貴重な痕跡が残されています。
貝殻、瀬戸物片、餌となる昆虫の食べ残しといった残留物が残されていました。

今回の試みは、初めてにしては大成功でした。
人の気配がなく警戒しない自然なブッポウソウの生態映像が撮影できたのは、
無人ビデオカメラの成せる技です。
81日間/1200時間に及ぶ貴重な映像が記録できました。

それらの貴重な映像を、何らかの形に残したいと思い、
主要映像から静止画を切り出し、写真集にまとめました。
ビデオ画質が720x480ピクセルと粗い画質のため、あまり綺麗な写真ではありませんが
何とか小さな写真集にまとめることが出来ました。
尚、この『ブッポウソウの子育て記録』の写真集は、高原の自然館に設置してあります。
是非、立ち寄ってご覧ください。
(現在自然館は緊急事態宣言中のため8月20日~9月12日まで休館しております)

協力頂いた地元の方々に、この場を借りて心からお礼申し上げます。

*これらの画像は私がiphoneやミラーレスカメラで撮影した画像を使っています。
 ビデオ画像はNPO法人西中国山地自然史研究会に帰属するためこのブログには使っておりません

回収した巣箱に中にあった残留物
巣箱ブッポウソウ雛20210802-108200

ビデオ映像から抜粋した画像で作成した写真集です
巣箱ブッポウソウ20210828-8059

本の中はこのような感じです
巣箱ブッポウソウ20210828-8060

テーマ:野鳥の写真 - ジャンル:写真


ブッポウソウ子育てプロジェクト 育雛
7月12日、4羽すべての雛が孵化しました
巣箱ブッポウソウ雛20210712-7986

6月13日から抱卵し始め、時々親は数分間留守にするときはありますが、
順調にオスメス共に抱卵しました。
雨の日が続きずぶ濡れになりながら抱卵する親、
30℃を超える暑い日も口を開け体温を調整しながら抱卵しているシーンも記録していました。
7月5日、親が抱卵を開始して22日目、雛が孵化しました。
その夕方までに3羽の雛が無事孵化し親のお腹に抱かれているシーンが見られました。
遅れること7日、おそらく6月16日に産んだ卵でしょう、無事孵化し全ての卵が孵ったことになります。

孵化した雛は、その日のうちに親からの給餌を受けます。
産毛もなく赤子だった雛、いつ羽毛が出てくるのか?
そして、ブッポウソウのあの鮮やかな青緑色の羽はいつ見られるのか?
ブッポウソウは、餌をすりつぶすひき臼として、営巣地の周辺から貝殻や瀬戸物の破片、
アルミのプルタブなどのアルミ片を雛に与えます。
そんなシーンが収録したビデオ映像に残されています。

ブッポウソウの育雛期間は25日と言われています。
7月5日に孵化した雛たちは順調にいけば7月30日あたりに巣立ちを迎えます。
果たして、そのころに無事巣立つのでしょうか。

-続く-

*これらの画像は私がiphoneやミラーレスカメラで撮影した画像を使っています。
 ビデオ画像はNPO法人西中国山地自然史研究会に帰属するためこのブログには使っておりません

親は順調に給餌してます
巣箱ブッポウソウ20210622-103561

4羽揃って順調に育ち大きくなりました
巣箱ブッポウソウ20210727-8038


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ブッポウソウ子育てプロジェクト 産卵
車庫の2階から見た巣箱と収録用モニター画像
20210512-7862_convert_20210821135932.jpg

巣箱設置から、ブッポウソウの飛来を待ちます。
ゴールデンウイークに入り、続々とブッポウソウが飛来してきました。
カメラ付きの巣箱周辺にも、ブッポウソウが飛来しているとの情報がありました。
そして、ゴールデンウイークが終わったころ、巣箱入り口にブッポウソウが取り付いている
を見たとの情報が入りました。

5月12日、いよいよビデオ収録用の装置やモニターを設置しました。
5月13日AM5:30より収録開始です。
まずは、ビデオ収録時間をAM5:30~PM7:30の14時間と決め収録を開始しました。
何と、ブッポウソウがその翌日の13日に早くも巣箱に入って来ました。
思った以上の成果です。
あとは、この巣箱を気に入ってくれるかどうかです。

6月9日、未だに産卵しない巣箱ブッポウソウに、しびれを切らした友人のUさん、
『巣箱の中のLED照明を消してくれないか』との相談を受けました。
LED照明を消すと、せっかくの観察映像が台無しになります。
周辺でも、まだ抱卵に入っていないブッポウソウが居り、様子見となりました。
翌10日、またUさんから、『めでたく初卵を産んだ!!』との吉報がもたらされました。
よくぞ生んでくれました。バンザーイ!!
ここまでうまく来れるとは思っても見ませんでした。
初めての試みにしては上出来です。

その後、6月11日に2卵目、13日に3卵目を産み落としました
3卵目を産み終えたのち親は抱卵に入りました。
その2日後の16日にも、最終卵の4卵目を産み落としました。
結果的、この巣箱の卵の数が4卵となりました。

-続く-

*これらの画像は私がiphoneやミラーレスカメラで撮影した画像を使っています。
 ビデオ画像はNPO法人西中国山地自然史研究会に帰属するためこのブログには使っておりません

6月12日には2卵目が産み落とされていました
巣箱ブッポウソウ20210612-7917

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