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 見出しの写真はハヤブサ

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FalconHY

Author:FalconHY
広島県在住。
野鳥を中心に自然写真に取り組んでいるブログです。
過去に撮影した写真もおりまぜ、いろいろな話題を紹介しております。
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Sony A-1 Inpression Part3
とっさに現れたカワウ。一発で顔にフォーカスしました
カワウ210324-104009

α-1の飛びものはどうか?

このカメラのAFのスピードは、今までのα-9と全く違います。
ファインダーに入れるや否や、瞬時に被写体を捉えます。
しかも、鳥認識が機能しているのか頭の部分に瞬時にフォーカスを合わせます。
AFの演算が、従来のα-9の60回/秒から倍の120回/秒と精度が上がった為と思います。
これほど被写体を一発で捉えてくれると、撮影していても気持ちがいいです。
しかも、そのピントの正確性にも驚かされるものがあります。
5000万画素という高画素の画質も一役買っているようですが、
今までのカメラのピント精度を上回るすごい精度で合致します。
ここ数年、αシリーズで飛びものの撮影をしましたが、そのフォーカス精度は
α-7Ⅲ➡α-9➡α-1と順当に進化しています。
欧米の方のF.B.で
このカメラを持つと、誰でも簡単に撮影できる魔法のカメラだ。
初心者にはこのカメラがいい!
と、書いてあった意味が解ります。

飛行中の鳥瞳フォーカスはどうかと言いますと、一回だけカワウのエメラルドの眼にフォーカスポイントが表示されただけで、
ほとんどの被写体の飛行状態での瞳フォーカスは作動しておりません。
但し、頭部にはフォーカスしているので、飛行中の鳥のフォーカスは問題なく合致てます。
鳥の止まっている時と、飛んでいる時の形の違いが大きく異なるためかもしれないですね。

ハヤブサやツバメなどの高速で飛ぶ飛びものをと狙っているのですが、なかなか思うように飛んでくれません。
また追々撮影出来れば紹介していきます。
お楽しみに

A1+FE200-600G

ミサゴの飛行
ミサゴ210401-100375

トビの背面
トビ210401-100467

ボラのジャンプもダブルで捉えました
ボラの複数ゲット210324-105063

テーマ:★カメラ&レンズ・機材 - ジャンル:写真


Sony A-1 Inpression Part2
眼下10mに見るハヤブサ
ハヤブサ210322-101907
3月19日、待ちに待った日がやって来ました。
その日はあいにくのお仕事です。

このαー1。ヨーロッパや北米では2月末から3月上旬に入手できたという報告がF.B.等に上がって来ました。
その評価は、皆さん絶賛されています。
まだ、入手直後なので皆さん良いことしか報告が上がりません。
それにしても、今までにない評価です。
これは楽しみです。

入手後はあいにくの雨です。
最初に撮るなら”ハヤブサ”と決めました。
22日、この日はいいお天気になりましたがあいにくの強風。
現地に着くと、案の定風が強くハヤブサは飛びません。
風を避けて祠ののような岩のくぼみに入ります。

しばらくして、私の足元から”キャッ、キャッ、キャッ”と、ハヤブサの鳴き声が・・・
恐々、崖の下を覗くと何と10m先の岩棚にメスのハヤブサが止まっているではありませんか。
手前には、枝や草が邪魔をしてハヤブサがクリアーには写りません。
しかし、その枝のお陰でハヤブサから私は確認できていないようです。
そこは、足を踏み外せば、崖から転落し命を落としかねません。
慎重に撮影場所を選び、安全で無理な撮影にならないように撮影しなければなりません
ハヤブサの顔だけでも抜けている場所を選んでの撮影です。
すると、α-1はすぐにハヤブサの眼にフォーカスポイントが表示され、見事フォーカスを当ててくれました。
凄いフォーカス性能です。
吹き抜ける風も強くとにかく寒かったです。
足場も悪い中で約1時間の手持ち撮影でした。
しかし、撮影した画像を見るとそんな苦労も吹っ飛びます。

α-9もすごいカメラだと思っていましたが、このカメラはその数倍上を行くカメラです。
お値段もすごいが、性能も半端なし!

A1+FE200-600G+14TC

A7infoで確認したアニマル・アイ・フォーカス
BEF200719-.jpg
こんな小鳥も眼にフォーカス出来、Face TrackingとAnimal Eye Trackingと表示されます
BEFジョウビタキ

普段撮影しないヒドリガモ、鳥瞳フォーカス一発です
ヒドリガモ210324-105522

手前に草があるシーンでもオオバンの眼をつかんでトラッキングしてくれます
くオオバン210324-104080

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Sony A-1 Inpression
IMG_7672_convert_20210412071625.jpg

久しぶりのブログ更新です。
(今年になって初めてです)

日本時間1月27日午前0時、ソニーは最も高価なEマウントカメラを発表しました。
それは、ソニーが「見たことのないもの」と言っています。

その時間、翌日見ればいいかと思って私は寝ていました。
そして、AM0:07。
カメラのスペックが発表されると、友人からLINEメールが入りました。
価格は、連続撮影コマ数は、AF演算じは、EVFの画素数は、像面位相差のエリアは、動物瞳AFは、ロスレス圧縮、と。
次から次へとピョン、ピョン鳴りやまぬスマートフォン。
気になって寝ておられません。
仕方がない、そのスペックを見てあげよう。
そのスペックは、これでもかと言わんばかりのてんこ盛り。
結局、AM1:12までその話題でメールが盛り上がっていました。

5000万画素、連続撮影30フレーム/S、$6500、そんな高画素機は買えないしいらない!
その時は、そう思っていました。
ソニーにいう「見たことのないもの」とは?
そして、海外のプロたちのテストレポート、海外のソニーファーラムなどを見ているうちに、
徐々に自分でもそのカメラのお持っているポテンシャルに、すごく興味が沸いてきました。
そして、2月2日AM10:00予約開始の3日前についに決断です。
発売は3月19日。

ー続くー

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TTArtisan 11mm f-2.8 Fisheye
銘匠光学TTArtisan 11mm f-2.8 Fisheyeレンズ


メーカーは銘匠光学
TTArtisan 11mm f2.8 Fisheyeです

今年8月、ソニーからFE 12-24mm F2.8 GMが販売されました。
しかし、私の手の届くお値段ではありません。
それに、主に星景写真でしか使わない私にそのような高級レンズは必要ありません。
そんな時、このレンズを見つけました。

このTTArtisan 11mm f-2.8 Fisheyeは、対角線魚眼ですがフルサイズ対応のレンズです。
11mmの対角線魚眼レンズなので周辺は湾曲し異様な画となります。
しかし、写りは皆さん高評価で、動画撮影で独創的な構図で使われている方もおられます。
但し、あまり星景撮影の作例が見当たりません。
まぁ、写りは高評価なのでF2.8の明るいレンズなので天の川撮影なら使えると早速購入。

送られてきたレンズは、本体は金属製で重量感があり11mmF2.8とは思えない大きさです。
それに、今では珍しい金属製レンズキャップ。
これでフルサイズが撮影できるのか?

早速、α7Ⅲに装着。
マウントのガタツキもなく、ヘリコイドを回すと少しトルク感があり、それでいてピタリと止まります。
絞りリングも、クリック感がないいわゆるデ・クリック構造で、
動画撮影時絞りを変化させても振動や音が出ない構造となっています。
思っていた以上の造りで、驚きました。
このレンズは、もちろんオートフォーカスではなくマニュアルフォーカスレンズです。
それにしても、このお値段で・ ・ ・

そして、8月のペルセウス座流星群撮影でこのレンズのデビューとなりました。
画面周辺は少し流れますが、中央部は解像度も高く周辺光量落ちも少なくコスパ最高!
対角線魚眼の歪も、Lightroomで他のメーカーのレンズプロフィールを当て、
自分好みの歪に修正できます。
もちろん、そのまま湾曲した画像も場合によっては面白い画が出せます。
以前、APSC用ですがSAMYANGの8mmFisheyeを持っていました。
しかし、ファインダーでピントの山が全く分からず、実際撮影した画は何故か甘い。
このレンズは、任意のピント合わせでピントの山がファインダーではっきり確認できます。
気に入りました。
星景写真用レンズのメインになるかも・ ・ ・

このレンズ、Nikon-Z、Canon-RF、Laica-M、Sony-E、Pana・Sigma-Lの各ミラーレスマウントのみの販売です。

実際、撮影した作例を添付します。
天の川撮影はA7+TTArtisan 11mm f2.8絞り開放の撮影です。
その他、林道のカットはf5.6で撮影し、
LrでNikonAF DX Fisheye 10mmF2.8用プロファイルを適応して少し歪を補正してあります。

α7Ⅲに着けた状態
レンズがいかに小さいかがわかると思います
TTArtisan_200726_convert_20200907132834.jpg

作例;雨の林道界隈
200807-7100950_convert_20200907131745.jpg

作例;流星と天の川
200813-_convert_20200907132019.jpg

作例;流星と天の川
101197E200813-_convert_20200907131819.jpg

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一脚撮影
ウインバリーの一脚用ジンバルヘッド


今では、ミラーレスにして小型軽量化を図るとともに、レンズも小型の200-600ズームを使い撮影しています。
まだまだ自分では手持ちできると思っていますが、暗い林の中では期待するほどシャッタースピードが上がりません。
それではと、三脚撮影となると以前のような大きな大砲を付けたカメラでの撮影と変わりません。
そこで登場したのが一脚です。
一脚は、2本持っています。
しかし、今まで一脚撮影なんぞしたことがなく、どうも思うような撮影が出来ません。
かえってストレスを感じます。
ある日、友人からLineで『こんなの買いました』メールが届きました。
それが、この”Wimberley MH-100”です。

ダメだったらメルカリ行きと、試しにと米国Amazonで購入。
このヘッド、アルカスイス互換のクランプでレンズを固定します。
一脚との連結部もアルカスイス互換プレートになています。
もちろん固定ネジ(3/8インチの太ネジ)での固定も出来ます。

このヘッドはジンバル機構になっています。
カメラ付きのレンズ一式を取り付け、水平バランスを取ると任意の位置でピタリと止まります。
勝手にお辞儀したり、上に向いたりしません。
横付けなのでアンバランスになるのではと心配しましたがそこは一脚の良い所です。
不安定感は全く感じません。

一脚は、普通自由雲台をつけて使われると思いますが、自由雲台だとカメラが傾き
水平を保つのにストレスとなります。
それがこのヘッドでは、上下の動きはジンバル機構で決まり、
左右の位置は一脚ごと回せば任意の位置にフレーミング出来ます。
まるで三脚にビデオ雲台をつけて使っている感じで、いい感じで撮影出来ます。

難点は高価なこと。
日本で購入すると¥28,000以上します。
私は、米国Amazonで購入しましたがそれでも$179+送料+税金がかかります。
B&Hでも同じ価格ですが、送料がちょっと高いです。
米国で購入すると約¥21,000で、日本で購入するよりはお得です。
それと、このヘッドを使うにはレンズの三脚座がアルカスイス互換のフットに交換する必要があるので注意してください。
私は、カメラやレンズのプレートは全てアルカスイス互換プレートにしています。

一脚を使わない時はすぐに外せますし、使うときもすぐに装着できます。
使っていて、レンズを固定するスクリュウが緩んだりする心配もありません。
移動時も、レンズを首にかけるように歩けばかさばりませんし楽ちんです。
友人は、この一脚に64GMの大砲をつけて撮影しています。
私も時には、EF64をつけて撮影します。
重さも苦にならず長時間の撮影が出来ます。

たいへん使いやすく、優れた一脚用ヘッドです。
興味がある方は是非購入されてみられては如何でしょう。

Wimberley MH-100
200812-7099_convert_20200906061904.jpg

実際一脚に取り付けて使っています
200828-7144_convert_20200906062103.jpg

こんな感じで撮影します
200828-7190_convert_20200906062130.jpg

テーマ:★カメラ&レンズ・機材 - ジャンル:写真