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FalconHY

Author:FalconHY
広島県在住。
野鳥を中心に自然写真に取り組んでいるブログです。
過去に撮影した写真もおりまぜ、いろいろな話題を紹介しております。
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甘い蜜には危険がいっぱい
カマキリは擬態中
ファイティングポーズで獲物待ち


ミヤマカラスアゲハの撮影中、一匹のハラビロカマキリ発見。
動かないと、オタカラソウの茎の一部しか見えません。
しばらくすると、カマキリは両カマを折り曲げ”おがみポーズ”。
これは、カマキリのファイティングポーズです。
周囲に溶け込み、ピクリともしません。
カマキリ特有の擬態状態です。

獲物が近づくと、両カマを広げ引っかけて獲物を捕まえます。
獲物をカマで切っ掛け、瞬時に獲物にかみつきます。
獲物は数秒後には動かなくなります。
これがカマキリの捕食です。
カマキリも生き延びるには食べなきゃいけないのです。
綺麗な蝶でも貴重な餌です。
自然界で生き延びるには、危険がいっぱいなのです。

下の写真で、『あと数センチのあとのカットは?』と、期待されると思います。
実は、それは皆様にはお見せ出来るカットではありません。
それは、残酷な画像のためではありません。
何故か、再生するとおもいっきりアウトフォーカス。
私も、『この、この、瞬間で何でやねん!!』と言いたいです。


来た!来た!獲物がやって来た!
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しめしめ、あと数センチ・・・
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ピンボケ後の画像の次には”oh my god!!”でカメラ目線
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別の場所では見事に餌食になっていました
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ミヤマカラスアゲハは恋の季節
吸蜜するミヤマカラスアゲハ


朝晩、やっと涼しく過ごしやすくなりました。
季節は確実に秋に向っています。

さて、今回は先日訪れた我がフィールドの話。
この時期、湿原界隈を通ると赤紫色のタムラソウの花が綺麗に咲いていました。
その花の周りには、複数のカラスアゲハの仲間の大型の蝶が乱舞しているではありませんか。
よく見るとミヤマカラスアゲハのようです。
カラスアゲハの仲間は春型と夏型があり、年に二回羽化すると言われています。

この時期ですから、夏型が羽化し蜜を求め湿原にやってきたと思います。
撮影中、どうもオスと思われる蝶がメスに異常接近し翅が当たる距離まで近づいています。
その後、そのメスが飛んで行くと必要にそのメスを追いかけ2頭は空高く舞い上がります。
その後、2頭の姿が見えなくなります。
何処か見えないところで・ ・ ・
これは、ミヤマカラスアゲハの求愛だと思います。

時には3頭、画面に入ることもありました。
我が子孫を残すため、自然界の蝶も羽がボロボロになっても頑張っていました。

吸蜜中のメスに近づくオス
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お気に入りのメスを必要に追いかけます
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求愛のラブ・フライト
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空高く2頭で絡み合いながら飛んで行きます
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1頭のメスをめぐり2頭のオスの争いです
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ブルービーは5つの眼を持つ
幸福を呼ぶ青い蜂・ルリモンハナバチ
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100年に一度という超大型台風10号が九州に近づきつつあります。
大きな被害が出ないよう祈ってます。

先日撮影したルリモンハナバチは、ミツバチの仲間なのですがミツバチの仲間って眼が5つもあるって知ってました?
確か、”みなしごハッチ”も眼は2つしかなかったですよね。
それって本当?

撮影した画像を現像して気がついたのですが、頭の部分に何やら黒い丸いものが・・・

このルリモンハナバチ、頭部をアップにすると頭に3つ黒い丸いものがあることに気づきました。
あれ!これは何じゃ?ダニか?いや光沢があり黒光りしている!ひょっとしてこれは眼か?

調べると、ミツバチの仲間の眼は、左右の大きな2つの複眼と、頭の上に3つの単眼の5眼あると書いてあります。
複眼は、個眼が数万個集まってできている眼で、単眼は一個のレンズがついた個眼とあります。
以前、サクラの花の蜜を集めるセイヨウミツバチを撮影したことがあります。
ひょっとして、セイヨウミツバチにもこの黒い丸い物があるのか?
過去の撮影した写真を見ると、わかりにくいですが確かに3つ小さな黒い丸いものがありました。

恥ずかしながら、ミツバチの仲間の眼が5つあるなんて初めて知りました。
蜘蛛は8個の単眼を持つのは知っていましたが、ミツバチの仲間に複眼以外の眼があるとは。
この歳になって、一つ知識が増えました。

ちなみに、この単眼は物体のイメージは認識できないそうですが、光の強弱は認識できるそうです。
彼らにとってこの3つの単眼は、生きていく上で必要な目なのでしょうね。

ルリモンハナバチ
(頭の上にある赤丸が単眼です)
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セイヨウミツバチの眼
(赤丸が単眼)
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ルリモンハナバチ
ルリモンハナバチ


今年は逢えました幸せを呼ぶ青いハチ

昨年は逢えなかった、ブルービーことルリモンハナバチ。
8月、このハチのシーズンを向え、各地で目撃情報が飛び交う中、
この広島ては一向に情報がありません。
友人と、今年もダメかなと諦めていました。
しかし、2年振りに逢うことが出来ました。

気温34℃の炎天下の撮影。
汗が吹き出し、5分ぐらいで息苦しくなります。
当の、ブルービーも撮影しているとすぐに姿が見えなくなります。
彼らも暑いのでしょう。
日陰の林や葉っぱの裏側に、直射日光を避けていなくなります。

待つこと15~30分。
またどこからともなく現れます。
ここでは、2頭見ることが出来ました。

撮影; A9+FE100-400GM

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ゲンジボタル
ゲンジボタル
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しばらくブログをさぼって申し訳ありませんでした。
その間懲りずに訪問いただいた方々ありがとうございました。
時々更新しますので、またよろしくお願いいたします。

さて今回の話題はホタルです。
今までゲンジボタルやヒメボタルといったホタルを毎年撮影して来ましたが、
パッとしない画ばかりでなかなか納得いく写真が撮れずにいます。

コロナ騒ぎで遠出も出来ず、今回は近場の市内の川のゲンジ撮影にと出かけました。
一台はいつも通り、合成用にカシャカシャと連続撮影。
もう一台は、動画にと再挑戦です。
その撮影中、側溝に一匹のホタルが光っているのを見つけました。
見に行くと、ホタルがクモの糸にかかっているではありませんか。
早速撮影中の動画を取りやめ、マクロレンズに取り換えこのホタルの撮影に撮り掛かりました。
ジョロウグモがトラップの振動を捉えホタルに近づきクモの糸を絡めようとしています。
そうこうしていると、ホタルは何とツルリっと巻き付けられた糸から抜け出し地面に落下。
ホタルは一命を取りとめました。
ホタルのような体の構造は、クモの糸にかかってもすり抜けられるような構造になっているようです。
貴重な小さな命、無事でよかった。

ジョロウグモ
動画より切り取り画像です
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ジョロウグモのトラップにかかったゲンジボタル
動画より切り取り画像です
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