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FalconHY

Author:FalconHY
広島県在住。
野鳥を中心に自然写真に取り組んでいるブログです。
過去に撮影した写真もおりまぜ、いろいろな話題を紹介しております。
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コグンカンドリ
コグンカン3120830-1_convert_20120831104723
友人から、コグンカンドリが日本海に出た!と電話を頂いた。
太平洋側では出没例が多くあるが、日本海側は珍しい。
暇な時期、ここぞとばかり早速遠征支度。
何故か、我が家からは地球を北上し南洋の海鳥撮影にプチ遠征。
今回は上の写真のようなイメージでと想像しながら、久しぶりの早朝出勤。
最初に断っておきますが、上の写真は、以前和歌山で撮影した『コグンカンドリ(幼鳥)とトビ』の写真と、
今回遠征で撮影した8月30日の『お月様』の2枚合成で作りました。
月の微妙なボカシが効いているなかなかの力作です。
何だ!!と思われるでしょうが、相手は翼を持った珍鳥。そうやすやすとお出ましになってくれません。
現地am8時過ぎに到着。
9時過ぎには夏は終盤なのに何故か灼熱の太陽がギラギラとお出まし。
どこに行ってもカワウ、カワウ。ここ山陰にもいました。多いですね。
ここのダイサギ君、首を伸ばして飛ぶ固体が多い。冬に渡来するコハクチョウの真似でしょうか。
オッ、ハクチョウ飛来!と何回か間違えファインダーに入れロックオンしました。まぎらわしい。
結局、珍鳥は現れず。日光浴、コミニュケーション、お昼寝とカワウのコロニーの観察でした。
pm6時解散。
これも野鳥カメラマンの宿命。『撮れるときもあるが、撮れないときも多い』

カワウのコロニー
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ゴイサギ
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ダイサギ
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テーマ:野鳥の写真 - ジャンル:写真


アカショウビン
アカショウビン120827-000829001_convert_20120828084858
ボロボロになったアカショウビン。
これは、過去に撮影したものですが、撮影日は丁度今頃8月29日です。
くちばしに餌をくわえ、巣に運び込もうとしているシーンです。
普通、ここ広島ではアカショウビンの子育ては7月中旬~下旬です。
おそらく、この写真の固体は何かの原因で再営巣に入って、この時期に子育てしていたと思われます。
この写真はメスで、この時オスの姿は見ることはありませんでした。
そうです、このメス1羽で雛を育てていたのです。
この写真では、子育てに疲れ姿がボロボロになり悲しげな姿に見えます。
でも、実際はそうではありません。
すべての鳥は、繁殖が終わった8月頃に『換羽』といってほとんど全身の羽が抜け換わります。
カモ類などは、全身の羽が一斉に抜け換わるわるので、その時は一時的に飛べなくなります。
しかし、アカショウビンなどの小鳥は、部分換羽といって一部分が順次抜け換わります。
この写真は、その時期に撮影したためボロボロになった姿になっていたのです。
毎年、人間社会では我が子の子育てを放棄するような事件が後を立ちませんが、
こんな遅くに、しかもメス一羽で子育てする姿に生命の尊さを感じます。
その後、8月31日一羽の雛が元気に巣立ちました。
一羽でも多くの子孫を残すために、けなげに餌を運んだこのメスに拍手ですね。

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ブッポウソウ
ブッポウソウ930720120824-930720_convert_20120824184029
鳥は、営巣中など頻繁に水浴びや砂浴び、日光浴を行う。
これは、卵や雛を抱いている親鳥にとって、体を清潔に保つため必要な行為です。
電線に止まるブッポウソウを撮影中、突然両翼を広げ尾羽の全開。
おまけに口も全開。この状態で数分間固まっていました。
これがブッポウソウの日光浴です。
何とも、とだらしない格好に見えますね。
僕がブラインドに入っていたこともあり、まったくの無防備。
これでは、ヘビメタの鳥のゼロ戦といわれる綺麗なブッポウソウのイメージが壊れます。
でも、何故か見ているとかわいらしさも出てきています。
ブッポウソウの知られざる一面を垣間見た撮影でした。


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イヌワシ
イヌワシ100911-8548_convert_20120818231149
今日、伊吹山から友人が電話をくれました。
8月最後の土日とあってカメラマンも多いという。
よく晴れて、気温も20℃以下とのこと。うらやましいですね。
こちら広島は33℃の猛暑。外はイヌワシどころかイヌも歩いていない灼熱地獄。
ここ、広島からはすぐに行ける距離ではありません。
せめて、エアコンの効いている部屋で、過去のイヌワシの写真を見ながら少しは避暑気分にしたる。
イヌワシ090913-8338_convert_20120815232251


テーマ:野鳥の写真 - ジャンル:写真


ミヤマホオジロ
ミヤマホオジロ120824-960527001_convert_20120824171708
皆さん、この写真はミヤマホオジロですがこれはオス?それともメス?
正解は、秋から冬には下の写真のようになります。そうです、これはメスです。
メスに黒っぽいエプロンがある?
この写真は、日本で繁殖しているミヤマホオジロのメスで、1996年5月27日に撮影したものです。
撮影していてオス、またもオスとメスが画面に入りません。よく観察するとちょっと薄い色合いの
オスがいる。あれがメス?
そうだったのです。メスは繁殖期になると、オスのようにあの黒いエプロンが現れます。
このミヤマホオジロは、東日本の方はなかなかお目にかかれない珍鳥ですが、
西日本では冬に結構見ることが出来ます。
しかし、この鳥は秋に大陸から渡ってくる冬鳥です。
ここ広島では、1993年7月20日日本で初めて営巣/繁殖が確認されました。
それまでは、対馬で巣立ち雛が確認された記録がありますが、営巣は確認されていません。
営巣は、地上、道路わきののり面、山ぶどうの枝とさまざまです。卵は5卵産みます。
営巣場所では、親は擬傷行動を行うことも観察できました。
その後、ここ広島の県北では毎年夏でもさえずりや姿を見ることが出来ます。
冬のミヤマホオジロ(メス)
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テーマ:野鳥の写真 - ジャンル:写真


念願の隼駅
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以前から『ハヤブサ』をGoogleで検索すると必ず現れるこの隼駅。
ハヤブサファンとしては、一度は行って見たいと思ってはいたもの、鳥取県じゃなかなか行けないな。と
あきらめていました。
昨年、鳥取県八東ふる里の森にコノハズクが撮影できるとの情報で訪問した際、
確か、このあたりにあの隼駅があったのではと地図を確認してみると、ありました。
若桜鉄道隼駅、しかもすぐ近くにあるではありませんか。
実家がある広島に帰省する際、通るルートの途中で好都合です。
友人と一緒だったので頼み込んでちょっと寄り道。
その立ち寄った際、隼駅に駐車しようとしたら私の車を見て、その駅にいた子供さんから、
”あっ、ハヤブサ号だ!”と言う声が聞こえました。
そうです、我が愛車のナンバーは8823なのです。
その声がうれしかったね~。大人でもなかなか気づかないのに、その子供さんは
よほどハヤブサが好きなのでしょうね。
この写真は、今年また八東ふる里の森にフィーバーしに行った際に撮影したもので、
丁度広島ナンバーの『スズキの隼』(僕のではありません)が置いてありました。
持って来いのスチエーションだったので、無断でモデルになって頂き撮影したものです。
ここは、この世界最速バイクの隼ファンが多く集まる駅なのです。
駅舎の中には、隼のTシャツやバイクグッズが多く販売されており、
近くで撮られた鳥の隼の写真も少し展示されていました。
ここの駅、時刻表では一日10本しか列車がありません。
1930年(昭和5年)に開業ですって。
駅舎の中は、昭和の良き時代を感じました。とてもいい雰囲気の駅でした。
また、来年も立ち寄りたいですね。
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テーマ:街の風景 - ジャンル:写真


カルガモの親子
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カワセミ撮影時、同じハス池で撮影したカルガモの親子です。
普通、カルガモは子沢山で5羽を超える多くの雛を引き連れていますが、この時の雛は1羽。
雛の方は好奇心旺盛で、あちこちうろつき回り、親は雛を見ながら周りを警戒しているのでしょうね。
少し後ろから離れずついていきます。
このようなシーンを見るとほのぼのしますね。
この様なブログネタを書くのに、結構その鳥について調べたりするのですが、
カルガモって庶民的なおっとりしたカモと思っていましたが、結構どう猛な面もあります。
『メスは繁殖地が高密度化すると、他の雛を見つけてはその雛を殺す』ってみなさんご存知でした?
その時の動画もありました。
一見残酷な話ですが、これも子孫を後世に残すための知恵なのでしょう。




テーマ:野鳥の写真 - ジャンル:写真


カワセミ
カワセミ110115-0507310_convert_20120821090622
野鳥撮影は、このカワセミに見せられ始められる方が多いと思います。
僕もその一人です。今でこそ近くの池や河川でカワセミを見ることがありますが、
その当時の大阪では、高度成長期の時期で農薬やその他の汚染物質で河川の汚染が進み、
カワセミの姿を見ることが出来なかった時代でした。
そんな折、平凡社から発行されている『アニマ』(1993年に休刊)1985年6月号に
中川雄三さん(山梨県在住の動物写真家)のカワセミについての記事があり、ハスのつぼみに止まる
カワセミの写真がありました。その写真を見た私ははすごい衝撃を受けました。、
横浜在住の折、横浜市内の公園にハス池があり、そこにカワセミがやって来ることを聞き
早速撮影に出かけました。
昔、アニマで見たカワセミの写真をイメージしながらワクワクしながら現地に到着すると、
なんと!100名を超えるカメラマンの砲列。さすが都会!!と思いました。
現地でお会いした方々と、しばしコミニケーションでモデルさん待ち。
そこに、カワセミが現れると皆さん一斉にカメラにとり付き、静まりかえった公園に
シャッター音が響き渡ります。
中川雄三さんの写真にはかなわないが、心に残るシーンのカットが撮れたことに満足です。
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ツバメ
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イヌワシの撮影では、その他のいろいろな鳥に出会います。
これはツバメです。
ガードレールに足をとられその音に驚いたツバメたちがいっせいに飛び出しました。
ツバメが越冬地を目指し移動中のようですね。
この時期、ツバメのねぐらで海岸近くのアシ原や河口付近でよく見かけますが、
このような1000mを越える高い山も通るんですね。
渡り途中のツバメ達
ツバメ090905-8301_convert_20120820091150


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コウノトリ
コウノトリ111008-4391_convert_20120818231210
このコウノトリの写真は、兵庫県立コウノトリの郷公園で撮影した写真です。
ここコウノトリの郷公園を訪れるまでは、どうせゲージに閉じ込められた動物園まがいの公園だと
思っていました。
しかし、行ってびっくり!国からの援助もありコウノトリの保護・増殖にこれほどまで充実した施設があり
取り組まれているとは知りませんでした。自分の無知さを恥ずかしく思いました。
この様なプロジェクトは、もちろん国の援助なしでは出来ません。
それ以上に、地域住民の協力なしでは出来なかったと思います。
発足当時の関係者の皆さんは、大変なご苦労があったと思います。
現在、佐渡でもトキの人口繁殖、自然に帰す取り組みがなされていますが、
近い将来このコウノトリのように、日本各地にトキが見れる日を心待ちしています。
ここ、コウノトリの郷公園には野生のコウノトリ『えひめちゃん』がおります。
2006年愛媛県宇和町に飛来し、その後2007年にここ豊岡に住み着いたことで
『えひめちゃん』と名付けられました。
『えひめちゃん』はメスで、ここで人口繁殖したオスとの間に雛が誕生しており、
しっかり豊岡の市民権を得ています。
これがえひめちゃんです
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昔はこのような光景が普通に見られたのでしょうね
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テーマ:野鳥の写真 - ジャンル:写真


イヌワシ
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この場所は、止まり物で一番近い撮影が出来るところで人気のスポットですね。
しかし、青空バックはなかなか撮れません。
午前中しか順光にならないし、雲の流れを待っていてさぁ青空と思っても肝心のモデルさんが
飛び去っていない。
午後からはよく止まるが逆光で青空の青さが出ない。
この岩には、時々お友達のカモシカさんも現れ日向ぼっこしてます。
ここはイヌワシから見て、東西が見渡せる絶景ポイントで、飛翔しやすいロケションなのでしょうね。
お気に入りのカットです
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テーマ:野鳥の写真 - ジャンル:写真


イヌワシ
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山の斜面をオス(上側)メス(下)のペアで飛ぶイヌワシです。
オスとメスの大きさの違いがわかりますよね。
ほとんどの猛禽類はオスが小さくメスが方が大きいです。
その理由は、『メスは卵を産んだり、巣の卵を大きな体で温めるため』、
『オスは狩りをするため、小さな体になって俊敏に動けるようになった』とか、
いろいろな説がありますが、まだはっきりした理由はわかっていません。
この山は、山全体が石灰岩で出来ており、あまり高い木が育たず低草木が多い。
しかも、ノウサギ、テン、ニホンジカ、カモシカ等の哺乳類も多く生息しており、
餌となる哺乳類やヘビなど上空から発見しやすい環境で、いい狩場となっている。
イヌワシはユーラシア大陸、北アメリカ大陸、アフリカ大陸北部と北半球の比較的広範囲に分布するが、
日本に生息するイヌワシはそれら大陸型と比べ少し小型である。
狭い山岳地の多いこの日本で、生きていくため小型化したと思われます。
獲物を求めて飛ぶイヌワシ
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テーマ:野鳥の動画 - ジャンル:写真


伊吹山
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猛暑が続きますね。この時期、ここ伊吹山の山頂近くは平地より10℃低く別世界です。
この山は天候が変わりやすく、一日中霧に包まれたり晴天では紫外線が容赦なく降りそそぎすぐに日焼けします。
関西在住のおり、この時期にはこの山に避暑を兼ねイヌワシ狙いによく出かけました。
イヌワシを撮影するには空気が澄むこれから秋にかけてがいいシーズンです。
ここ広島からは480kmあり、”ちょっと行って来る”という感じでは行けなくなりました。
通行料も結構払いましたが、いい写真を撮らせてくれたイヌワシ達に感謝です。
また、現地でお会いした各地のカメラマンさんも、楽しく撮影させて頂きありがとうございました。

この写真のイヌワシは14年前初めて撮影したイヌワシです。(もちろんフィルム撮影です)
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テーマ:風景写真 - ジャンル:写真


デジカメデビュー時の撮影(メジロ)
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この写真は、僕がデジカメデビューした2005年にテスト撮影を兼ねて撮ったカットです。
帰ってパソコンで画像を確認したら、メジロの羽毛一本一本が不鮮明。
ほとんどのカットがブレていて、すごいショックを受けました。
メジロは動きが俊敏ですが、これらのカットはSS1/80での撮影です。
フィルムではこのSSでも止める自信はありました。
しかし、これらの写真のブレは何だ?鳥が動いている被写体ブレでもない。
明らかにカメラブレを起こしている。
同時に撮影したフィルムは羽毛の一本一本がちゃんと解像している。
カメラも違うが、そのデジカメは当時のEos1Dシリーズのフラグシップなのに・・・
でも、よく確認すると全てのカットでブレているのではなく、止まっているカットも何枚かある。
もう一度初心に帰り、『ブレない慎重な撮影を心がけなきゃ』と、思い知らされたデジカメデビューでした。
その際、ブレていないカットを見るとすばらしいぐらい解像しており、色合い、コントラスト、彩度等
”もうフィルムの時代ではないな”と、つくづく感じました。

テーマ:野鳥の写真 - ジャンル:写真


カケス
カケス100918-1328_convert_20120806214445
訪問者が1000になりました。このようなブログに訪問して頂きありがとうございました。
思ったより多くの訪問者に感激です。
これからもいろいろの写真を随時掲載していきますので、よろしくお願いいたします。
この写真は、イヌワシで有名な山で撮影したカケスです。
ついでに撮影した割りにはいい感じで撮れました。目線ではなかなか撮れません。

*画像掲示板*のお知らせ
この度、画像掲示版を掲載しました。
どなたでも、どんな写真でも結構です。ふるって掲示してください。
意見だけでも結構です。よろしくお願いいたします


テーマ:野鳥の写真 - ジャンル:写真


宮島水中花火大会2012
宮島の花火2012120811-0075_convert_20120812092238
昨日行われた広島の宮島水中花火大会の写真です。
明け方の雷雨もおさまり、午後から安定した天気となりました。
現地はすごい混雑なので、ちょっと楽して家から徒歩で近くの海岸からの撮影です。
1時間足らずの花火でしたが、最初から最後まで見たのは初めてです。
時折涼しい海風もあり、少しづつですが暑い夏からすがすがしい秋に向かっているなと感じる夜でした。
来年は宮島からの撮影に挑戦するかな。
宮島の花火2012120811-0121_convert_20120812092256


テーマ:花火の写真 - ジャンル:写真


ツミ
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この場所は、当時住んでいたところから車で10分足らずの場所でした。
しかも、撮影距離は10m未満。ここ広島ではこのような写真はまず撮れません。
翌年には、周りの竹やぶの伐採等の環境変化で姿はありませんでした。
ツミの撮影は、オスとメスが両方至近距離で撮影できるところはなかなかありません。
大体どちらか片方に限られます。
この場所も、運がよければオスが水浴びで下りる場所でしたが、
幸運にも僕が訪れた際は、オス/メス共池の中の苔むした石に下りて来てくれました。
自然に界に生きている野鳥相手に写真撮影は非常に難しく、なかなか満足のいく撮影はできません。
これらのツミの写真は、僕の野鳥ライブラリーの中で二度と撮ることが出来ない、
貴重なカットでもあります。

オスのツミ
体の割りには短い翼ですね。この翼のおかげで林内を縦横無尽に高速で飛びまわることが出来ます
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メスのツミ
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テーマ:野鳥の写真 - ジャンル:写真


ツミのすごさ
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メスのツミを撮影中、そのメスが突然垂直に急上昇し数秒後目の前を急降下し池に入るのが見えた。
池に下りると、メスが体半分ぐらい浸かった状態でじっとしている。
池には、10名程のカメラマンが水浴び目当てに待ち構えており、
そのカメラマン達は何が起こったかがわからなかった。
池の中央に石があり、その裏側にメスが入ったのでカメラマンからは死角になっていたためである。
しばらくすると、そのメスが何かを引きずりながらその石にあがってきた。
その足にはヒヨドリが握りしめていた。
先程、急上昇しヒヨドリを捕獲し、急降下し池の中にヒヨドリを沈め、窒息させていたのである。
それは、比較的体の大きなヒヨドリの動きを止める策だったのです。
こんな小さなタカがそこまで知恵があるとは。
生まれつき備わった知恵なのだろうか。
ツミのすごい一面を目の当たりにした撮影でした。

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ツミ(メス)
ツミ091129-040529_convert_20120807105131
この写真は、日光浴中のメスを撮影したものです。
胸から腹部にかけ羽毛が抜けているのがわります。
これは、『抱卵斑』といいます。
卵をあたためる際、羽毛越しでは体温が伝わらず直接地肌であたためた方が効率よく伝わります。
そのため、抱卵期にはこの部分の羽毛が抜け地肌がむき出しになります。
その部分は、脂肪も減少し血管も発達しているようです。
水浴び後のくつろぎ(メス)
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ツミ(メス)
ツミ091129-040529_convert_20120808103729
この写真は、メスの撮影をしていたら、そのメスが突然僕のそばに下り日光浴をはじめました。
目いっぱい下がって、500mmの最短距離での撮影。
ツミはきれい好きで水浴びや日光欲をよく行います。
猛禽類がよく行うこの日光浴は、羽の殺菌作用もあるのですが、ビタミンDの体内合成を
行っていると言われてます。
直射日光下では日射病になるため、木陰などを利用し行います。
ムクドリを押さえ込んだメス
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ツミ(オス)
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また昆虫ばかりだと、クレームが入りそうなので鳥の写真を
この写真のツミは、関東在住のおり撮影した古い写真です。
せっかく関東に転勤したから、オオタカとツミは撮っておきたいと思ってました。
ツミは、ここ中国地方では山あいの人里離れた場所でひっそりと少数が繁殖します。
しかし、この関東平野だけは神社、公園、街路樹といった、結構人が生活しているすぐそばで
繁殖しております。
その周辺には、餌となるスズメやムクドリ等の小鳥類が多く獲物には苦労しない場所のようです。
小型の鳥ですが、込み入った樹間を縦横無尽に飛行する能力を持った俊敏なタカです。
瞳が大きく、くつろいでいる場面では結構かわいい鳥です。
オスは目の虹彩が赤くルビー色で、メスは黄色です。
大きさは、オスが体長27cmと小さく、ちょっと太目のヒヨドリぐらいです。
メスは大きく、体長30cmぐらいでカケスより少し小さめです。
ツミ091129-030529_convert_20120807104956

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ショウジョウトンボ(オス)
ショウジョウトンボ20110729-_D8F3171_convert_20120717222523
またもや昆虫写真。
鳥の世界でも、ショウジョウトキという真っ赤なトキの仲間がいます。
トンボの世界にも真っ赤なトンボがいます。それがショウジョウトンボです。
ショウジョウとは、漢字で書くと『猩猩または猩々』と書きます。これは赤い顔をした
中国の伝説上の動物のこと。
いわいる赤とんぼは、アキアカネという種類で色が少し浅い赤で、このトンボとは違います。
この写真のショウジョウトンボの姿勢ですが、オリンピックの体操競技にこのような姿勢が
時折見られます。その姿勢を見ると、このトンボのことを思い浮かびます。
このトンボの姿勢は、『暑い日に多く見られ直射日光を極力避ける姿勢』と言われてますが、
それだったら”日陰に止まったら”と思いますね。何かトンボの理由があるのでしょうね。

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毒グモ
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鳥枯れの季節です。ちょっと別の分野で・・・
これは何でしょう?
このような昆虫が日本に居るとは知りませんでした。
友人のU博士が教えてくれたのですが、
これはカバキコマチグモの産室で、ススキの葉やイネ科の葉を丸めその中に産卵します。
この袋の中には、メスグモが入っており卵を守っています。
その卵が孵化すると、子グモは母グモを食べてしまいます。
このカバキコマチグモは、在来種のクモの中でももっとも強い毒をもち、
不用意に巣を壊すと噛まれることがあります。
噛まれると、痛みやしびれが長く続く場合があるそうです。
フィールドで見かけたときはそっとしておいた方が懸命です。
カバキコマチグモのメス
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ハリオアマツバメ
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遠征していたため更新が遅れ申し訳ありません。
今回は岐阜の高原に遠征。
久しぶりのハリオアマツバメの撮影です。
今回の遠征では晴天にも恵まれ、連日35℃の猛暑から逃れ、
気温30℃高原らしいさわやかな風もあり気持ちのいい撮影でした。
肝心の撮影は、その風が災いし水面が波立ち水のみのいいショットが撮れません。
しかも、手持ち500mmの重さ、反射神経の鈍りとシャッターチャンスを逃すことも多かった。
いつまでも若くはないな!と感じさせられる遠征でした。
ハリオアマツバメ120801-0073
水飲みは
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