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 見出しの写真はハヤブサ

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FalconHY

Author:FalconHY
広島県在住。
野鳥を中心に自然写真に取り組んでいるブログです。
過去に撮影した写真もおりまぜ、いろいろな話題を紹介しております。
*写真等の無断使用はお断りいたします*



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ブッポウソウ
ブッポウソウ
ブッポウソウ140724-3151_convert_20140727090617

久しぶりにブッポウソウ。
今回の話題は、姿のブッポウソウです。

ここ広島に戻り、ブッポウソウを撮影するのは実に4年振りです。
ブッポウソウは、夏鳥で渡来場所は局所的で全国何処でも見られる鳥ではありません。
そのため、地元で見ることが出来ないカメラマンが遠方より遠征して来られます。
人気度も高い鳥です。
有名と所では、岡山県の山間部。
ここは、関西方面から多くのカメラマンが押し寄せると聞いています。

私の友人もその一人です。
もちろん、ブッポウソウだけの目的で来られるのではありませんが、
広島のこの撮影地は外せないと、神奈川県からここ数年毎年来られています。
ブッポウソウの撮影は、炎天下での撮影です。
曇り空では、この鮮やかな熱帯性の鳥の色が出ません。
この日は、朝から時折小雨が降る不安定はお天気。
しかし、昼からは青空がのぞき撮影にはもって来いとなりました。
しかし、晴れると暑い。
この日、私が見ている時間で2羽の雛が巣立ちました。
まだ、羽根をバタつかせ飛ぶのもぎこちない雛。
必死に、林に向かって飛んで行きました。
少しづつ、飛んでは移動する。
そうしながら、翼の筋力もつき、親のような見事な飛行をするのでしょう。
『無事に、またこの地に戻っておいでよ』と願う。

オートフォーカスもここまで
ブッポウソウ140724-3199_convert_20140727222443

見張り場所はヒノキのてっぺん
ブッポウソウ140724-3029_convert_20140727090538

見事な飛行のブッポウソウ
ブッポウソウ140724-3130_convert_20140727090557

巣立った直後の雛
ブッポウソウの巣立ち雛140724-2941_convert_20140727090715

テーマ:野鳥の写真 - ジャンル:写真


コノハズクの巣立ち!!
巣立った直後の雛
コノハズクの雛140722-2440_convert_20140727111234

我々が到着する前日に、2羽目の雛が巣立ちした。
あと巣箱には、何羽の雛がいるのだろう。
まだ、親は餌運びをしているので1羽以上は確実にいる。

到着したその夜は、雛が巣箱から顔をのぞかせているが、巣立つ素振りは無かった。
親は、一生懸命バッタやセミを巣に運ぶ。
この運び方を見ていると、これは1羽ではなく複数の雛がまだいると思った。
友人の亀さんも私も、昨日から一睡もしていない。
今日は、早々に切り上げPM9:00就寝。
夜中、一羽のコノハズクが近くで鳴く。
その声に目が覚めたが、起きる気力もなくしばらく夢うつつで聞いていた。
そして、いつの間にか寝入っていた。
朝起きて聞いたら、その鳴いていた時間は我々が寝静まった直後のPM9:30頃だと言う。

そして翌日、森の館長が『今日は、最後の雛が出るで!』と。

その夜が来た。
親は、回数が少ないが餌を巣に運んでいる。
しかし、雛に餌を上げたかどうか分からない。
雛が、巣箱入り口に頻繁に顔を出すので餌を与えられていないのだろう。
20:10頃、雛が巣箱の入り口に身を乗り出した瞬間、向かって左側に弧を描くように飛び出した。
”巣立ち”である。
4年間通い詰めて、初めて見る光景であった。

巣立った雛は、林の上へと登る。
足どりはしっかりしている。
私と亀さんは、林道を上がり上で待ち構えることにした。
そこは水銀灯が一灯。
道端を照らすが、林の中まで光りが届かない。
暗闇の林を、一生懸命歩く雛。
ファインダーに、雛を入れるのも至難の技。
ましてや、オートフォーカスなんぞ全く効かない暗さである。
何とか、マニュアルでピントをと頑張るが、この明るさではピントが合っているか分からない。
ISO3200、シャッタースピード1/6秒、1/8秒、1/10秒・・・
このシャッタースピードで、雛がブレずに止まるか!!
そして雛は、一本の細い木にたどり着きその木を一生懸命よじ登った。
枝が細く、雛が揺れているのがわかる。
肉眼では、ほとんど見えないが翼をバタつかせるのがわかる。

”案ずるより産むが易し”である。
一か八かでシャッターを切る。
隣の亀さんも、1DXで私の3倍の量でシャッター音を響かせている。

下からの照明で何とか(ss1/8秒)
コノハズクの雛140722-2691PS_convert_20140729143106

幻想的に(ss1/6秒)
コノハズクの雛140722-2714PS_convert_20140729144859

暗闇を行く(ss1/10秒)
コノハズクの雛140722-2757PS1_convert_20140729143225

ラインライトで透けた羽根が浮かび上がる(ss1/8秒)
コノハズクの雛140722-2778PS_convert_20140729143148

低木に登りやっと一息(ss1/5秒)
コノハズクの雛140722-3241_convert_20140727111358

親が心配そうに雛を見守る
コノハズク140722-3210_convert_20140727111219

翌朝、高い木に移って無事だった雛
コノハズクの雛140723-2463_convert_20140727091748

テーマ:野鳥の写真 - ジャンル:写真


コノハズク遠征 Part2
コノハズクにはブナ林がよく似合う
コノハズク140723-2511_convert_20140727090930

ここ近年、毎年楽しみにしているのがこのコノハズクです。
今期、2回目の訪問です。

この鳥は、転勤していた山口県でも、ここ広島県でも、
あの特徴ある『ブッポウソウ~♪』の鳴き声は聞いたことがありました。
しかし、姿を見ることは至難の業でした。
この鳥とよく似た、オオコノハズクという小型のフクロウがいます。
このオオコノハズクは、渡り鳥ではなく夏は山で繁殖しますが冬になると里山や、
小さな祠がある神社などで越冬し、撮影する機会も何度かありました。

コノハズクを、一度でいいからこの目で見たい。
撮影したい。
その思いを持ち続け、やっと念願がかなったのは2011年の夏でした。
今後も、毎年撮影できるとは限らない希少動物です。
少しでも撮影出来るのならと、毎年通っています。

このコノハズク、灰褐色型の方が多いとされているが、この森は赤色型が多い。
恐らく、この地で誕生した雛が生まれ育ったこの地に戻り、繁殖を繰りかえしているのだろう。

昼間巣を見張るオス
コノハズク140722-1210118_convert_20140727090946

警戒したり緊張すると羽角(ウカク)を立てる

コノハズク140721-2305_convert_20140727091032

この日は森のお祭り。子供がすぐ近くを通った
コノハズク140721-2200_convert_20140727091056

テーマ:野鳥の写真 - ジャンル:写真


ヒメボタル
長時間露光(350秒)+背景の2枚コンポジット
ヒメボタル5D3-350s背景140718-_convert_20140725175238

ブログ更新も滞っていました。
今回の話題は、先週撮影したヒメボタルの話題です。

友人と、ヒメボタルの話をしていると『ヒメボタルなら山小屋近くに出るよ。数は少ないけど・・・』と。
『数は少なかろうと、一度撮影したいので案内してよ!』と頼みこみ早速山小屋のある場所に出撃。

午後4時過ぎ。
まだ明るいうちに到着し、早速友人と周辺を探索。
小さなスギ林に、雑木林、小川、山道と、
こぢんまりしたロケーションであるが、色々なスチエーションが楽しめそうな場所である。
あとは、ヒメの数である。
『数は少ないよ』と、言っていたので少し心配。
早速、昨日結構出ていた場所にカメラ2台と少し離れた場所に1台の3代体制で挑むことにした。

ここは、到着してカメラセットするまでも一人も人に出会わず。
車も、まったく通らない場所である。
林道奥の、夕方でも暗いところにカメラをセットしたかったが、
14年暮らしている友人も、夜は行ったころがないと言う。
いい雰囲気だが、カメラ回収などを考えると今回は止めておこう。

カメラを配置し、背景撮りし立ち話していると林の中からピカリ、またピカリ。
まだ周囲は明るい。
時計を見ると19:39。
瞬く間に、こちらでも、あちらでも。
ヒメボタルとの距離が近いせいか、こちらのヒメボタルやけに明るく見える。
まだ、日が落ちても空が明るいので背景撮りより明るい写る。
感度を下げてもいいが、カメラが動く可能性があるのでこのままレリーズをロックする。
20:15 周りが真っ暗になった頃、結構な数が光り出している。
カメラの間近を、ゆっくり飛行する姿もある。
近くを流れる小川には、7月半ばを過ぎてもゲンジボタルが飛んでいる。
今回、ヒメボタルの一発撮り(長時間露光)にも挑戦。
さすがに、長時間露光によるノイズが出るためPhotoshopによるノイズ低減処理を実施する。
今回のブログ画像は、
全てLightroom5.3現像⇒Photoshopで比較明コンポジット処理+ノイズ低減の比較暗処理で、
行いました。

この場所、何の何の捨てたものではありません。
カメラも10台ぐらい欲しい感じです。
こぢんまりとした雑木林。
そこに飛び交う、ヒメボタルとゲンジボタル。
『毎年、こんないい光景を見ているのに何故教えてくれなかったの!!』とつぶやく。
友人が、『過去にも撮影したがノイズが多く、コンポジット撮影も知らなかったし・・・』
これからは、毎年撮影するから『いい時期になったら連絡頼んまっせ!!』
来年は、綺麗な夏の星空と、ヒメボタル、ゲンジボタルの3点コラボレーションに挑戦かな。

長時間露光(100秒)+背景のコンポジット
ヒメボタル7D-100s背景140718-_convert_20140725175125

長時間露光(100秒)+背景の2枚コンポジット
ヒメボタル7D100s+背景140718-_convert_20140725175317

19枚+背景コンポジット
ヒメボタル140718-5D3-20RawPS_convert_20140725175549

18枚+背景コンポジット
ヒメボタル140718-7D-19RawPS_convert_20140725175703


アカショウビンの受難
アカショウビン(この写真は以前撮影したものです)
アカショウビン140523-9756_convert_20140719071412

あと少しで、中国地方も梅雨明けしそうです。
また暑い夏がやってきます。

今回の話題は、残念なお知らせです。
またまた、アカショウビンが繁殖失敗に終わりました。

状況から判断すると、7月16日夜~17日明け方の間に
テンが巣の中の雛を襲ったようです。
これが、『弱肉強食の世界』、『自然の摂理』と言ってしまえばそうなのでしょうが、
アカショウビンファンにとって居たたまれません。
何とかしなければ、と過去にも努力しましたが、
所詮、個人で出来る範囲はしれています。
しかも、人間のエゴによって自然を変えてはいけないと言う方もおられます。
今年も、残念な結果となりましたが、少し手をかけてやれば救える命もあります。
私自身、出来る限りがんばろうと思います。
皆さんも、可能な限りご協力お願いします。

このアカショうビン、この悲劇の前にもう一つの受難がありました。
それは、以前にも少し書きましたが心無い野鳥カメラマンによるむき出しの異常接近です。
今回場所が場所だけに身を隠せない状況は理解できますが、
それをいいことに、皆さん並んでむき出しの撮影は如何なものか。
私は、この目で見たのではないですが
多い時は、数十人にも及ぶカメラマンの砲列が並び林道を占拠状態だったそうです。
関東地方や、関西地方、信州の高原と、いろいろ同じような問題が発生しました。
この広島もか!と言いたいです。
撮影に行った友人が、その光景を見て『何か、居たたまれない状況だった』と、
早々に、引き上げたそうです。
この撮影に行かれた方の中には、同じような思いをされた方も少なからずおられたでしょう。

私も野鳥カメラマンです。
偉そうに言えないかもしれませんが、
私を含め、私の昔からの友人達は撮影してもいわゆる”引き際”を心得ています。
好きな被写体が、すぐそこに止まる。
それは、野鳥写真を撮られている方には絶好のチャンスです。
それを『撮るな!!』とは言いませんが、早朝から夕方まで長い間至近距離に陣取り
警戒しまくっている親を撮り続けるカメラマンには困り物です。
『カメラマンが4人だったら餌を運ぶ間隔が30分、それが8人になると1時間になる・・・』
と、さも自分が遠巻きにしてその光景を見ている様に書かれているコメントを見かけましたが
あなたも、そのカメラマンの一人ですよ。
『わかっているなら撮影を終えなさい!!』と、言いたくなります。
注意すると喧嘩になったり、お互いが気まずくなります。
そうなる前に、各自引き際を考え秩序を持って行動してください。
それが、”野鳥撮影”を長く続けるこつの一つですよ。

テンの被害にあったアカショウビンの営巣木
アカショウビンの巣穴_convert_20140719071433

テーマ:野鳥の写真 - ジャンル:写真


行って来ました Part2
高い梢で見張る♂
コノハズク140711-0172_convert_20140713200720

遠征の目的の鳥はこの鳥です。

到着し、午前中キャンプ場周辺を探すもまったく鳥の気配はしない。
アカショウビンも、昨年の巣では嫌だと引越したようだ。
新居と言われる辺りを見に行ったがまったく気配がしない。
まだ、抱卵中だろうと長いをせず目的のコノハズクを探す。
もう、オスメスとも餌運びしていると聞いた。
それなら、近くで止まっていると探すがなかなか見当たらない。
昨年までの様子と違う。
せっかく、一緒に来た友人の亀さんにもお目にかけたい。
キャンプ場に来ていた他のカメラマンと共に、探すがなかなか見つからない。
一睡もしないでお昼を向かえた私、管理棟前でウトウト。
亀さんも、一睡もしていないのに800mmを担いでうろうろ。
元気です。
気合が入ってます。
午後1時半を回ったころ、東京からお見えになった方が走る音で目が覚めた。
亀さんを見ると、斜め上を指差し手いる。
亀さんの場所に見に行くと、それはそれは背景が綺麗に抜けた枝にコノハのカキズクが止まっているではないか。
聞くと、川筋から飛んできて止まったと言う。
早速、車に走りカメラを担いで撮影場所に。
息が切れる。
まだ止まっている、よしよし。
と、ファインダーに入れフォーカスボタンを押したらファインダーにコノハズクの姿が無い。
『あれっ、どうなった?』。
すると亀さんが、『飛んで何かを獲ったよ』
私の場所から見えない。
すると、コノハズクはさらに高い梢へと飛び移った。
亀さんの写真を見ると、羽化した直前のセミをくわえているコノハズクの姿があった。
昼間の、狩りの写真はそう無い。
運が無いのと腕も無い私です。
亀さんの撮った画像を、ゴミの日だからといって撮影画像をゴミ箱に入れたかったがカメラに近寄らしてもくれなかった。
亀さん、初のふるさとデビューです。
いいショットを物にして、気分よく帰途に着いてもらわないと。

夜の部は下の写真です。
館長名物『おはよう!』の声も届かず、まったくこちらを向いてくれません。
『館長、”おはよう”も飽きたんとちゃうか、もっと違う挨拶考えてよ!!』(何故か急に大阪弁に)
しかも、位置が少し高く距離もあり、暗くてシャッタースピードも上がりません。
ブログではわかりませんが、まったく引き伸ばしできない画となりました。
と、言うことで昼も夜も私は惨敗でした。

帰り際に館長が、『次は、もっと腕を磨いておいで』と送別のご挨拶でした。
ぼろかすやな(大阪弁で”悪く言うこと”です)。
まぁ、今回はこれぐらいにしといたろ。

止まり物でもss1/5秒(「ISO3200・F4)では・・・
コノハズク140711-0441_convert_20140714112035

こちらは少し暗くてss1/4秒(「ISO3200・F4)
コノハズク140711-0495_convert_20140714111841

テーマ:野鳥の写真 - ジャンル:写真


行って来ました!!
駐車場光景
ふるさと駐車場140711-0651_convert_20140713200833

2014年初の遠征。
早朝、4時半到着。
台風一過と、期待したが時折激しく降る雨で車からも出られず。
あれ?車が一台も無い!!
え~、どう言うこと?

AM7時ごろ、やっと雨が止み周囲の山の霧が晴れる。
実はここ、全国の野鳥カメラマンでは有名な鳥取にある山間のキャンプ場です。
ここを、ご存知の方はこのシーズンにこんな光景を見たことはないでしょう。
台風対策でしょう、入り口のフェンスもたたまれ倒されていました。
開園はAM8時半です。
入り口が空いているからといって、入るわけには行きません。
それが、常識人のルールです。
しばらくて、岡山の車が一台来られた。
この方も、今シーズンは初めてとのこと。

AM8時半、時間が来たのでカメラも持たず先ずは管理棟にご挨拶。
中におられた名物館長も、お元気そうで顔を見るなり『あら、何しに来たの?』だって。
『キャンプ場上に、ツミの親子が居るから見ておいで』
『えっ、ツミ~』猛禽好きの私でも『そんなの撮りに来たのでは・・・』と言いたいが、
せっかくなので時間があればということで。

目的の鳥もかんばしくないので、キャンプ場上に行ってみた。
すると、大発見が・・・
なんと!撮影したかった被写体が石段横に居るではありませんか。
早速、持っていた電波が届かないiphoneで・・・
今回一緒に来た、友人の亀さんに協力していただき一緒に撮影。
長さは優に15cm、太さ2cmはあります。
近くに居られたご婦人も、『見たとき、木の枝が落ちていると思った』と、おっしゃっていました。
昔、夜の森でオオコノハズクの撮影時、ブナの樹に大きな棒のような物体を見つけた。
時間を増すごとに動く不思議な物体。
あんな大きなナメクジが、この日本に居るなんて・・・
初めて見たときは、信じられなかったですが山には普通に居るようです。
今回、偶然にも撮影出来て大収穫でした(@⌒▽⌒@)
-続く-

霧が晴れる
雨上がり140711-1066_convert_20140714073809

これはこの鳥の食べた後でしょうか?いわゆる食痕です(ミヤマクワガタの♂の頭部)
コノハズクの食痕140712-0383_convert_20140713200758

これは目的の鳥のフンです
コノハズクの糞140712-0388_convert_20140713200812

目的の鳥はというと、この鳥です。後ろ姿でしかも顔が・・・申し訳ありません(。_。)
コノハズク140711-0470_convert_20140713200737

撮りたかったヤマナメクジさんです。その大きさと太さが分かるようにと、亀さんの協力で
ヤマナメクジ140712-0654_convert_20140713200903

テーマ:野鳥の写真 - ジャンル:写真


ワールドカップ2014


タイトルを見ると、サッカーのワールドカップブラジル大会のことと勘違いされるかも

7月12日、13日、わが町広島県廿日市市においてKendama World Cup Hatsukaichi 2014が開催されました。
雨が降りそうなお天気の中、多くのけん玉ファンや子供達でにぎわっていました。
このけん玉、大正時代に本郷木工所(現;株式会社 本郷)がけん玉作りを始め、
昭和初期に何度の大ブームを経て全国へと広まったそうです。
廿日市は、”けん玉発祥の地”ということで小学校でも授業に取り込んでいます。
知りませんでした。
先月、この開催地近くのスーパーに買い物の折、
この"KENDAMA WORLD Cup"のポスターを目にし知った次第です。

日本をはじめ、世界十数カ国から約100名のプレイヤーによる参加です。
本日の決勝に残った20名のプレーヤーは、日本、米国、デンマークや香港の方々です。

ちなみに、このけん玉私はまったく出来ません。
皆さん、失敗はありますがすごい技で競技を盛り上げておられました。

会場には多くの方が妙技を見に来られてました
Kendama140713-1200314_convert_20140713143455.jpg

アメリカからの出場者の方です
Kendama140713-1200282_convert_20140713143426.jpg

イベント会場にあった超ビックなけん玉
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こんな方もおられました
Kendama140713-1200420_convert_20140713143514.jpg

テーマ:祭り/イベント - ジャンル:写真


長時間露光によるノイズの処理
ゲンジボタルの一コマ撮り(50mm/F4/ss144秒/ISO1600)
ゲンジ一発撮り_convert_20140709222316

中国地方は、幸いにもあまり台風の影響はなかったです。
しかし、台風から離れた遠くの地域で大雨による大きな災害も発生しています。
台風が、日本から遠ざかるまで皆さん気をつけて行動してください。

今回も、デジタル現像についての話題です。

先日、ゲンジボタル撮影の際長時間露光による一コマ撮り、いわゆる一発撮りを行いました。
Lightroomでその画像を現像すると、ある程度の輝度ノイズやカラーノイズは取り除けますが、
画像全体に出る白いドット(長時間露光ノイズ)は取り除けません。
フイルムで言う粒状の悪化どころではありません。
そこで、その長時間露光ノイズを消す方法を紹介します。
星の撮影などで、もうすでにご存知の方はパスしてください。

これはPhotoshopCSで行います。
Photoshop-Elementsでも可能です。
その仕組みは
一発長時間露光の画像には、白い小さなドットノイズが無数に出ています。
その画像の複製を作り、その複製側をフィルターのぼかし(ガウス)をかけるのです。
それにより、複製側の画像はノイズのドットがボケて広がり少し暗くなります。
その画像を、本の画像を比較暗合成するのです。
元画像のノイズは、明るいため比較暗合成を行うことで消え、ボケた画像が優先され消えていきます。

実際のやり方
①一発撮りした画像を通常の現像処理を行う。
 Lightroomをお持ちの方はLightroomで現像しPhotoshopCSに
 渡しての作業が出来ます
 (この時、輝度ノイズ/カラーノイズも出来るだけ処理しておく)
②現像処理した画像をレイヤーの複製でコピーを作成する。
③そのコピー画像をフィルター>ぼかし>ガウスでノイズが目立たない程度にぼかす。
④そのコピー画像をレイヤーの描画モードから比較(暗)を選択する。
⑤そのコピー画像と元画像(背景)を画像統合する。

これにより元画像のノイズが消え、綺麗な画像が作成できます。
あと、画面には消しきれなかったノイズが少し残ります。
それは、数も少ないのでスポット修正で消します。
これらにより、元画像より若干ソフトな画像となりますが、
最後の仕上げでコントラストや彩度の調整で画像を整えてやれば綺麗な画の完成です。

注;下記のメニューはPhotoshopCSのものです。
   Elementsのメニューとは異なります。

長時間露光によるノイズとPhotoshopCSでノイズ処理した画像
ノイズ比較_convert_20140709212343

レイヤーの複製作成からぼかし処理まで
ガウス処理_convert_20140709221134

比較(暗)合成と画像の統合
比較暗合成_convert_20140709221214

テーマ:★カメラ&レンズ・機材 - ジャンル:写真


画像のコンポジット(合成)現像
ヒメボタル(40枚比較明コンポジット)
ヒメゴタルGH3LrPs処理(40)_convert_20140708121117

巨大な台風8号が日本列島めがけて来そうです。
各地に被害が出ないことを祈ってます。

私は、最近ホタルにぞっこんです。
野鳥は??
と、突っ込みを入れられそうですが、今までも撮影したかった被写体ですし、
この時期にしか撮れない被写体なので我慢してご覧下さい。

ホタルの撮影や、星、花火などの撮影では、
一発撮りといって一コマに収めてしまう撮影方法(フイルム時代の撮影方法です)があります。
それと、もう一つインターバル(間欠)撮影し、
その画像をデジタル合成し一コマの作品にしてしまう方法があります。

今回はこの合成についてです。
フイルムでの合成はたいへんでした。
しかし、デジタルになってパソコンで簡単に行うことが出来ます。

合成の仕方が分からない方がおられるので、ここでは簡単な方法を説明します。
このホタルや、星、花火といった被写体は暗い背景に被写体の持つ光りが映し出されています。
この合成は、比較明合成といわれる手法で合成します。
これは、明るい画素が優先に保存されそれより暗い画素は捨てられます。
よって、重なる部分は明るい光りしか表面に出ません。
反対に、比較暗合成といった手法もあります。
これは、より暗い画素が優先に保存されるので車の光跡などを消すことも出来ます。

この合成ソフト、優秀で簡単なフリーソフトウエアーがあります。
*Windows用です
有名なフリーソフトウエアーはこの3つです。
①KikuchiMagick  
②Siriuscomp    
③Startrails  
Macの方はこちらがあります   
①StarStaXMacの方はこちらがあります
これらのソフトウエアーはともに、合成する画像ファイルまたはそのファイルが納められているフォルダーを指定し、
合成した画像の出力先やファイル名を指定するだけの簡単操作で合成を行ってくれます。

各ダウンロードは下記のURLです。
注;ダウンロードは自己責任でお願いします
*Startrailsだけは英語での説明とDownloadですが使い方は日本の方のブログでも紹介されています。
KikuchiMgick32bit版
KikuchiMagic64bit版
Siriuscomp
Startrails

それぞれ、一長一短と言いたいですが出力された画像はあまり変わらないかな。
KikuchiMagickは特に簡単で、処理も早いです。
数百枚の画像もあっという間です。

これらの合成ソフトはが扱えるのはJpegファイルです。
(SiriuscompだけはRawが扱えますがUFRawというフリーウエアーのプログラムが必要です)

もちろん、PhotoshopやPhotoshop- Elementsも可能です。
それに、キャノンの無償ソフトDigital Photo Professional(DPP)も可能です。

KikuchiMagickの入力画面
KikuchiMagick_convert_20140709080730.jpg

Siriuscompの入力画面
Siriuscomp_convert_20140709080745.jpg

Startrailsの入力画面
Startrails_convert_20140709081614.jpg

テーマ:★カメラ&レンズ・機材 - ジャンル:写真


ヒメボタルの季節になりました
最初に撮影したシーン(158枚コンポジット合成)
ヒメボタル140703-1_convert_20140703204236

我が市内に、ヒメボタルは居ないのか!
いや、絶対居るはず。
しかし、探すにも夜8時~9時に山合いを探さなければ見つからない。
案外、身近なところに居るのではと、夜少しだが探してみた。
真っ暗な山中、懐中電灯も点けず探すのがさすがに恐い。
我が市内と言っても、山間部はツキノワグマの生息環境だ。

そうこうしていると、山口県東部に住む知人からメールが届いた。
『XXにお姫様が居る』
早速、行こうとしたが何だかんだと雑用でなかなか行けず。
この日は天気も下り坂。
雨を覚悟で早速行ってみる事に・・・

夕方、到着するも誰も居ない。
平日なので当たり前か。
いい雰囲気の林があり、辺りには季節柄アジサイが綺麗に咲いている。
『ここに出れば画になるな』
だいたいそのようないい場所には出ない。
自然相手の撮影です。
そんなに甘くはありません。
このヒメボタル、何処から出るのか分からないのでカメラのセットにも困る。
知人も、情報をくれたが現地の詳しい状況が分からない。
適当に、ここ!と、決めカメラをセットした。
決断するのが早い性格なのは、いいか悪いか分からないが一か八かである。
しばらくすると、近くにお住まいの方がお見えになりヒメホタルの状況を教えて頂く。
すると、私はまったく違うところにカメラをセットしているではありませんか。
しかも、私が思っていた付近に出ると言われる。
紫陽花とヒメボタル。
願っても無いスチエーションです。
その話から、早速カメラをリセットする。
しばし、暗くなるまで車で待機。

周りはすっかり暮れ、一台の車が来られました。
カメラマンかな?
するとその車、私の近くに止まり『ご一緒させていただけますか?』と、丁重な挨拶をされた。
何も分からない自分です、一人でも状況をご存知の方が居られると心強いです。
そして、少ししてからもうお一方が来られ『じんけと申します』と、思わずびっくり。
私の、ブログにも訪問いただいており、私も時々拝見しているバイク好きのブロガーさんです。
『あれ?あの美しいバイクは?』と思わず返す。
『今夜は、天気がよろしくないので今日は車です』と。
気さくな方で、初めての私に詳しく最近の状況を教えて頂きました。
ひじょうに助かりました。

『昨日は少なかった』と、言われてましたが、天気が影響してかこの日は結構出てきました。
移り気な私です。
こっちも、あっちもとカメラを移動し、結局撮影枚数が少ないシーンばかりでした。(反省!!)
現地でお会いした方々、たいへんお世話になりました。
雨も大したことなく、皆さんに親切にしていただき楽しい撮影でした。
ありがとうございました。
また、お会いしたときも(と、言ってもお顔が分からないですが・・・)よろしくお願いいたします。

あちら、こちらとうろうろで撮影したゲンジとのコラボレーション・シーン2(32枚/コンポジット合成)
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