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 見出しの写真はハヤブサ

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FalconHY

Author:FalconHY
広島県在住。
野鳥を中心に自然写真に取り組んでいるブログです。
過去に撮影した写真もおりまぜ、いろいろな話題を紹介しております。
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ナベコウ in ISAHAYA
綺麗な金属光沢の羽を持つナベコウ
ナベコウ141124-8752_convert_20141125173615

ナベコウは、この諫早に5年も飛来している。
もちろん、篭脱けではなく大陸からこの地に越冬にやって来た野鳥である。
聞くと、毎年2羽で11月にはこの諫早の干拓地にやって来るという。
最初に飛来したときは、若鳥と幼鳥だったらしく、
ネットでナベコウの写真を見てもあまり綺麗な鳥の印象ではなかった。
ナベコウは黒っぽい鳥のイメージだが、
よく見ると暗緑色や暗紫色の金属光沢の綺麗な羽根。
『よし、私が綺麗なナベコウを撮ってやろう!』と、撮影に入った。

そう思って、干拓地を探すがなかなか見つからない。
体長約1mもある大きな黒い鳥。
それが突っ立っていれば、簡単に見つかるだろうと思いきや、2日かかっても見つからない。
地元の方は、見飽きているのか全く探そうともしない。
九州ナンバーのカメラマンも、『前に撮影したから』と、興味なし。
これだけ探して見つからないから、『本当にここに居るの?』と、疑いたくなる。
ここは、約1000ha近い広大な干拓地。
半分、諦めていた。

そこに、金沢から来られたお二人のバーダー青年から、『ナベコウは、先程見ましたよ』と、朗報が飛び込んできた。
すると、プロミナーで遥か彼方の電柱に居る”ナベコウ”を入れて我々に見せてくれた。
”ナベコウ”、”ナベコウ”と言って必死に探していた友人のK君、早速近くでと、車を走らせた。
私にとっても、ナベコウは初見。
夕方の猛禽撮影を、夕焼け空を背景ナベコウ撮影に切り替えた。
陽が、西の山に落ちようとしている。
もうすぐ暗くなる。
もともと黒い鳥。
シルエットでもいいかと、赤く色づいた空を背景にシルエット撮影。
明日は、陽が当たって綺麗に輝く姿を撮ってやろうと、その日の撮影は終了となった。

真っ赤に焼けた夕焼けを背景に
ナベコウ141123-8041_convert_20141125173431

茜色の背景で
ナベコウ141123-8060_convert_20141125173449

安全を確認し水路に入るナベコウ
ナベコウ141124-8717_convert_20141126214545

赤いくちばしのナベコウ
ナベコウ141124-8497_convert_20141125173528

いつも2羽で仲良く
ナベコウ141124-8585_convert_20141125173553

飛ぶと一層大きく見えます
ナベコウ141124-8445_convert_20141125173507

テーマ:野鳥の写真 - ジャンル:写真


マダラはマダだ! in ISAHAYA
ハイイロチュウヒ♀141122-7021_convert_20141126174305

諫早干拓には、ハイイロチュウヒを多く見かけることが出来る。

現地に到着し、目的のマダラチュウヒ(幼鳥)を待っていると、一羽のハイイロチュウヒが飛んで来た。
それは、オスのハイイロチュウヒであった。
ただ、高度が高く空抜けのまま通過。
早速、ハイイロチュウヒのオスとは幸先いい感じだ。
結局、この3日間でハイイロチュウヒのオスを見たのはこの一回だけだった
その後、ハイイロチュウヒのメスが3個体ひらひらと飛行するが、
肝心のマダラチュウヒ幼鳥が飛ばない。

しばらくし、地元のカメラマンから、
『20日ぐらいから見られなくなったようだ。どうも抜けたようですよ。』と、嫌なことを聞いた。
毎日見られたこの場所。
時間は、AM10時を過ぎているが一向に現れない。
やはり、抜けたかどこかに移動したようだ。
諦めて、別の野鳥を探そうと広い干拓地を徘徊した。

翌朝、思い切って干拓地の土手の上から撮影してみることにした。
それは、前日土手の上をチュウヒやハイイロチュウヒがよく舞っていたからである。
土手の上に上がれば、猛禽は近くを飛ばないことは判っているが、
この日の干拓地は朝霧に覆われ、視界が悪くなっていたこともあったからである。

AM6:12、朝陽が、雲仙普賢岳の東側から顔を出す。
薄い霧に包まれた干拓地河口は、黄金色に輝いた。
そこに、チュウヒが飛ぶ。
こんな広大な葦原を、チュウヒが飛んでいる光景は、
20数年前に、開発前の阿知須干拓地で見た光景に似ている。

ハイイロチュウヒ♂
ハイイロチュウヒ♂141122-6765_convert_20141126174325

カラスに追われるハイイロチュウヒ♀
ハイイロチュウヒとカラス141122-6881_convert_20141126174352

人間がいない土手沿いに飛ぶハイイロチュウヒ♀
ハイイロチュウヒとカラス141122-6895_convert_20141126174438

朝陽が射す河口をチュウヒが飛ぶ
チュウヒ141123-7250_convert_20141126174201

黄金色に輝く葦原をチュウヒが舞う
チュウヒ141123-7360_convert_20141126174220



テーマ:野鳥の写真 - ジャンル:写真


諫早遠征
諫早干拓の朝(雲仙普賢岳から朝陽が昇る)
諫早干拓141123-7219_convert_20141125145738

携帯電話に着信があった。
それは、しばらく音信不通だった友人K君からの入電だった。
『えっ、まさか』と、電話に出ると、正にその友人K君からの電話だった。

その友人K君とは、2003年北海道で逢ったきりで電話連絡もしていなかった。
それは、仲が悪かったわけではなく、彼の仕事が忙しくなりお互い転勤で逢えなくなっただけだった。
10年以上逢っていないので、懐かしかった。

その電話は、2年ぶりにマダラチュウヒ(幼鳥)が出ている諫早からの電話だった。
てっきり、マダラチュウヒの写真を撮影しに行っているのかと思ったが、
話を聞いてみると、なんと仕事の関係で諫早に転勤になったという。
『おいでよ、逢ってゆっくり話でもしようよ』
マダラチュウヒ幼鳥は、2年前にその諫早で撮影しているし、
距離もあることなので、『逢いたいね。逢っていろいろ話をしたいね』と、電話を切った。

数日後、愛媛の友人亀さんが『諫早に行こう!!』と、電話してきた。
久しぶりに友人K君にも逢えるし、それならとこの三連休を利用し行くことになった。

まだ、辺りが暗い時間に干拓地に到着。
空が白みかけた頃、聞いていた撮影場所に移動した。
この日の日の出はAM6:55。
AM7:10、朝陽が雲仙普賢岳の東側斜面から顔を見せる。

その数分後、一羽のハイイロチュウヒのメスタイプが、撮影現場近くに飛んできた。
『これか?』、いや頭の後頭部は白くない。
その後、オスのハイイロチュウヒが飛んで来て横切ったが高度が高く空抜け。
待てど待てど、待ち人来たらず状態だ。
それに、カメラマンも三連休なのにやけに少ない。
いやな予感がした。

干拓地の朝霧に朝陽が射す
諫早干拓141123-7224_convert_20141125150422

撮影の目的はこのマダラチュウヒ幼鳥(写真は2012年撮影分です)
マダラチュウヒ121011-0956_convert_20141125145957

朝霧でカントリーエレベターの建物がお城に見える
カントリーエレベーター141123-7348_convert_20141125145850

テーマ:風景写真 - ジャンル:写真


秋の宮島
彩るイチョウと五重塔
五重塔141114-6131_convert_20141114164721
宮島には、桜の季節に訪れたっきり。
目と鼻の先にある宮島ですが、これといった写欲をかき立てる被写体がなかった。

先週の金曜日、もうそろそろ紅葉もと思って行ってみたが少し早かったようです。

修学旅行のシーズンなのか、関西方面の小学校の生徒だろうか関西弁が聞こえる。
皆さん、元気、元気。
宮島を走り回って観光していました。

今回、千畳閣前にあるイチョウもピークはもう少しといった感じであったが、一応あがって見ることにした。
この千畳閣、豊臣秀吉により作られたが秀吉が完成前に亡くなったため、未完成な建物だそうです。
正確には”豊国神社(とよくにじんじゃ)”という。
たしかに、この建物は屋根はあるが板壁も天井の板も無い、吹きさらしの建物である。
中の床は、畳を敷くと857畳もあるので”千畳閣”と呼ばれるようになった。
中に入ると、ピカピカの床、天井には大きな絵馬が飾られています。
保存に携わっている方々の努力なのでしょう。
高台にあるため、ここからは目の前の厳島神社や遠くは大聖院まで見通せます。

今回訪れた日は、天気も曇りがちであったので思い切って天井部分の梁も入れて超広角で、
千畳閣の魅力を表現しようと試みた。
ストロボで、建物内部を照明すればいいのだが持ってこなかったので、
あとはLightroomに頑張ってもらおうと一応撮影。
これは、デジカメでしか出来ない幅広いダイナミックレンジのなせる業。

その後、滅多に行かない大聖院ですが紅葉が色づいているので、立ち寄ってみることにしました。
大聖院の門をくぐり、階段をとぼとぼ上りかけたとき、ふと見ると変わった光景が目に入った。
それは、下の参道脇にあるお地蔵さんの頭に、帽子がかぶせてあるではありませんか。
一体だけなら、普通に見かけるお地蔵さん。
そこには、五百羅漢のお地蔵さんたちが居ます。
そうです、五百体ものお地蔵さんたちすべての頭に、毛糸で編んだお帽子で冬支度されていました。
そんなお地蔵さん、一体とも同じ顔はありません。
みんな、かわいいお地蔵さんの集まりです。
今日一番、撮影に力が入りました。

ピカピカの床の千畳閣
千畳閣141114-6113_convert_20141117221143

” The 千畳閣 ” (Lightroomで頑張って仕上げました)
千畳閣141114-6099_convert_20141114164754

色づくモミジ
秋の宮島141117-6232_convert_20141117171647

紅葉のお庭に五百羅漢のお地蔵さん
五百羅漢141117-6248_convert_20141117205935

紅葉狩りを楽しむお地蔵さんたち
秋の大聖院141114-5997_convert_20141115073843

テーマ:紅葉 - ジャンル:写真


ポータブル電源
メルテック製”ActivePowerSG1000
ポータブル電源141103-0877_convert_20141104101118

撮影遠征では、もっぱら車中泊になります。
その時、困るのがデジカメ用電池の充電です。
車のバッテリーから、DC-ACインバータで充電すれば充電は出来ますが、
エンジンをかけて充電しないと、車のバッテリーが上がる危険性があります。
このようなときは、サブバッテリーを積んでいるといいのですが残念ながら搭載していません。
立ち寄る、道の駅やコンビニなのでAC100vを借りることも出来ません。
ましては、無断で充電などを行うと犯罪になります。

そこで、少し前に購入したのが上の写真の”メルテック製ActivePowerSG1000”。
ホームセンターなどでも購入できます。
中身は、12v/7Ahの小さなバッテリーが入っており、12vを取り出せるようになっているだけです。
これにDC-ACインバーターを接続し、AC100vを使えるようにします。
しかし、このSG1000はバッテリーの容量が7Ahと小さく、
満充電でデジカメの電池充電が1~2回しか出来ません。
その問題を解決するには、バッテリーを大きなものを使えば解決できます。
そこで、私が良く使うAmazonで”12vバッテリー/密閉型”で検索すると、
20Ahで比較的安価なバッテリーを見つけました。
早速ポチリ購入。
このバッテリー、容量が20Ahもあるので重量が6.5kgあります。
このバッテリー、車に積むといっても充電は自宅で充電しなければなりません。
そこで、キャリングケースなる物も必要になり、早速ホームセンターでピッタリなのを見つけました。
20Ahバッテリー2個、DC-ACインバーター、ACコンセントこれらを一まとめに収納できるケースです。
さすがに、総重量はなんと14kg近くと少し重め。
しかし、車に積んでの利用なので、これぐらいだったら許容範囲。
これで、1週間ぐらいの滞在は可能かと思っています。

今回購入した台湾製12v20Ahのバッテリー2個
ポータブル電源141104-0881_convert_20141104101137

DC-ACインバーター
ポータブル電源141104-0884_convert_20141104101153

キャリングケース
ポータブル電源141104-0887_convert_20141104101212

ポータブル電源の完成です
ポータブル電源141104-0888_convert_20141104101230

テーマ:★カメラ&レンズ・機材 - ジャンル:写真


アリスイ
アリスイ141023-2517_convert_20141111215918

チュウヒのねぐら入りを待つ夕刻。
『キィーキィー、キッ、キッ、キッ、キー』と、一際かん高い声が聞こえる。
それはモズの高鳴きにも似るが少し違う。
負けじと、モズが梢で鳴く。

時々ではあるが、比較的近いところのセイタカアワダチソウに止まるアリスイを見ることが出来る。
アリスイは、キツツキ科の鳥で北海道や東北地方では夏鳥だが、この西日本では越冬にやってくる冬鳥です。
キツツキの仲間ですが、自分で木に穴を開けることはせず、キツツキの古巣を利用し繁殖します。
好物はアリ。
そのアリを捕食するため、彼らの舌は長く出来ています。
友人のU博士が、バンディングでかかったアリスイの長い舌を見せてくれたことがある。
それを見ると、キツツキに近い種類だと納得する。
このアリスイ、背中の模様が何か爬虫類の模様に見え気味が悪い。
どう見ても、綺麗な鳥とは言い難い。

朝と夕方に良く見かけることが出来る
アリスイ141029-4596_convert_20141111215937

テーマ:野鳥の写真 - ジャンル:写真


シギ達の休息場所は
大きな駐車場で休息するシギ達
シギ達の休息場所141029-4129_convert_20141111220032

早朝からヒヨドリの渡り、その後は場所を移動しアサギマダラの撮影、
そして決まって道の駅キララあじすでのお弁当昼食。

その時、ちっちさんが『コチドリが面白いところに、いっぱい居る!!』と・・・
コチドリがいっぱい?
何それ?
『駐車場に、百羽以上居るよ!!』
百羽以上のコチドリ?
それは、何かの間違いだろうと早速カメラ片手にその場所に行ってみることにした。

そこは、キララ博記念公園の大駐車場。
この日は平日、何の催し物も無い日なので駐車場はもちろん閉鎖されており、一台の車も無い。
そこに、シギ達が休息に入っていた。
見ると、大半はイソシギと、コチドリ、その他のシギも少数だが居るようでその数は百羽以上は居るようだ。
この時間、満潮で潮が引くまでの休息にこの場所を選んだのだろう。
前後左右、そして空も見晴らしが利き、暖かく、人も居ないし車道から遠い。
彼らにとってもってこいの場所なのだろう。
しかし、こんなに多くのシギ達が、アスファルトの駐車場で集団で休息している光景ははじめて見た。

井関川排水機場を背景に
シギ達の休息場所141029-4123_convert_20141111220007

テーマ:野鳥の写真 - ジャンル:写真


オシドリ
オシドリの背景には黒が良く似合う
オシドリ141031-5455_convert_20141107201706

山口県を流れる大きな川に、オシドリが70~80羽飛来していると、
現地の方から教えてもらった。

オシドリは森林性のカモで、夏に山間の水辺で繁殖し、冬に池や湖、河川で越冬する。
ここは、毎年多くのオシドリが秋に訪れ越冬するという。
川の護岸にはシイの木があり、秋にはドングリがいっぱい土手の斜面に落ちる。
それをお目当てにやってくるようだ。

野生のオシドリは、警戒心が強くなかなか近くで撮影出来ない。
この場所の川土手には、人の往来は少ないが遊歩道がある。
遊歩道と川との間には、多くの樹木が茂り鳥から見ると人の姿は見えない。
過去に、芸北の学術調査用の写真を撮ろうと、地元の川で撮影した時も苦労した覚えがある。
ここも、普段人目につかぬ手前の茂みの下に隠れている。
時々、何かに驚いたように川の中央付近に出てくる。
ここは、飛翔や川面を泳ぐ姿も撮影出来る。
地元の人は、毎日のようにこのオシドリを撮影されているという。
うらやましい限りだ。

淵から飛び出したオシドリ達が飛んで来た
オシドリ141031-5459_convert_20141107201722

さざ波が立つ川面に
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テーマ:野鳥の写真 - ジャンル:写真


ハイイロチュウヒ
今年もやって来たハイイロチュウヒ♂
ハイイロチュウヒ141028-3639_convert_20141104231351

10月27日の夕刻、友人から『来たよ!!』メールが入りました。
しかも、17時から30分間飛びっぱなしの大サービスとか。

居つくかどうかわからないが、飛来した時が撮り時と決めていた私は早速翌日に現地入りしました。
現地には16時ごろには到着したい。
気が焦るが、安全運転を心がけ現地には少し遅れ16:20到着した。
現地の皆さんは、何の連絡もなしで突然我が愛車のハヤブサ号が乱入したので少し驚かれた様子でした。

16:45、一羽のチュウヒが西の方角からねぐら入り。
それを撮影していたとき、隣にいたリン君から『ハイチュウが来ました!!』の声。
見ると、我々の右手背後から突然姿を現したハイイロチュウヒ♂。
待望の主役のお出ましであった。
時計を見ると16:47。
まだ、日没まで30分近くある。
これなら、何とか撮影できる。
望遠レンズで彼を追う。
しかし、なかなか近くには来てくれない。
すると、一羽のハシボソガラスが彼にちょっかいを出しに来た。
彼は、そのカラスと戯れるかのように東側の空き地へと飛び去り遠くに降りるのが見えた。
しばらくし、彼がまたねぐら場所に戻って来た。
少しばかし、塩田跡地を飛び回り、今度は南西方向に姿を消した。
翌日、ねぐら立ちをと期待し、まだ暗い内からねぐら場所に行ってみたが、彼のねぐら立ちは無かった。
その日の夕刻も、彼の姿を見かけることが出来なかった。
2日間のショートステイに終わった。

ハシボソガラスとハイイロチュウヒ♂
ハイイロチュウヒ141028-3678_convert_20141104231412

塩田跡に入るハイイロチュウヒ♂
ハイイロチュウヒ141028-3701_convert_20141104231436

黄金色に輝く夕陽を浴びて飛翔するハイイロチュウヒ♂
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テーマ:野鳥の写真 - ジャンル:写真


クロツラヘラサギ
突然10羽のクロツラヘラサギが飛んで来た
クロツラヘラサギ141030-4734_convert_20141102174302

残り少ないヒヨドリの渡りを、橋の上から見ていたとき、
突然、首を伸ばしたサギが複数飛ぶのが見られた。

普段見られるコサギ、チュウサギ、ダイサギ、アオサギなどのサギ類は
通常飛んでいる姿勢は首を曲げて飛ぶ。
しかし、このクロツラヘラサギは首を伸ばして飛ぶ。
首を真っ直ぐに伸ばして飛ぶサギを見ると要注意である。

それは、10羽のクロツラヘラサギでした。
この時期、2-3羽のクロツラヘラサギを見かけたが10羽とはびっくり。
しばらくし、一羽、また一羽と飛来し、結局15羽のクロツラヘラサギを確認した。

大潮の日、干潮時間を過ぎ徐々に潮が上がってきた。
すると、それに合わせるかのように一羽のクロツラヘラサギが橋の下近くにやって来た。

静寂な光景
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餌捕りは独特な動きをします
クロツラヘラサギ141031-5133_convert_20141102174321

風切羽根の羽先が黒いので幼鳥のようです
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アトリ
大空に広がるアトリの群れ
アトリ141029-4390_convert_20141103153100

ここ山口県では、稲刈りを終えた田んぼに、アトリが入ってきました。
その数、数千羽。

最初は、何もいない田んぼのように見えましたが、突然アトリの群れが波打つように低く飛びました。
その数は、数百羽でした。
しかし、時間を追う毎に右から左からと数百の群れが集まり出しました。
そして、群れはゆうに1000羽は超える巨大な数の群れとなりました。
その群れが、空高く飛ぶと空を埋め尽くさんばかりの大群となります。
目の前で見ると、恐怖感を感じさせます。

今年は、アトリが例年に無く多く飛来しています。
先日、愛媛の亀さんと電話でアトリが多いと言う話をしたところ、愛媛ではまだそんなに数は飛来していないようです。
寒くなれば、四国に南下するのでしょう。
アトリが多いということは、それらを餌とする猛禽も多く飛来します。
それと、ベニヒワなど他の大陸系の小鳥達も多く飛来する可能性もあります。
楽しみですね。

体長16cmとスズメより少し大きな綺麗な鳥です
アトリ141031-5494_convert_20141103153114

稲刈りを終えた田んぼで落穂を食べるアトリ
アトリ141029-3607_convert_20141103153014

電線にもすごい数のアトリが休んでいました
アトリ141029-4414_convert_20141103212906

群れが飛ぶと背景が見えないぐらい画面全体がアトリだらけになります
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400mmの望遠レンズではすごい数のアトリを表現できません
アトリ141029-3823_convert_20141103153046

ハイタカ(赤○)などのタカもアトリの群れに突っ込み狩りをします
アトリ141029-_convert_20141103211704

テーマ:野鳥の写真 - ジャンル:写真


ハヤブサの狩り
捕えたヒヨドリを食事場へと運ぶハヤブサ♂
ハンティング141016-0952_convert_20141101101730

三連休なのに、中国地方はあいにくのお天気です。

ヒヨドリの渡りも終盤を迎えようとしています。

まだ、夜が開けきれぬAM5:57。
主塔のストロボライトに一羽の鳥影が・・・
『もう、お出ましかい』
それは、体の大きさからオスのハヤブサ”ホワイトポイント”君でした。
この明るさでは撮影も出来ません。
コンビニで買ってきた、朝食を頬張りながらただ眺めるだけ。

10分ほどして、今度はメスのハヤブサが太い電源ケーブルに止まる。
この頃の日の出はAM6:30。
ヒヨドリの群れが渡り始めるのは、AM7時ごろ。
まだ、かれこれ1時間ぐらいはある。

少し経った頃、オスのハヤブサが突然飛び出した。
何処に行くのだろう。
少し遅れ、メスも飛び出した。
ヒヨドリの群れを攻撃する際、ストロボライト上で”我ここにあり!!”と、
言わんばかりに翼を広げる態勢とは違い、俊敏で即座に飛びたった。
行く先を見ると、数羽のヒヨドリが右往左往しハヤブサの攻撃から逃れようとしてる。
薄暗いとはいえ、猛禽の目は千里眼。
こんな、絶好な獲物を見逃すわけが無い。
それは、側道に隠れスピードを出してくる車を即座に追跡する白バイそっくりな行動だった。

早朝、大胆な行動を取ったヒヨドリにはかわいそうだが、難なくハヤブサは狩りを成功させた。

AM6時前にスタンバイするオス
スタンバイ141026-3256_convert_20141101100038

上空を通過する獲物を見つめるオス(右)とメス(左)
チェック141026-3337_convert_20141101100521

ヒヨドリの渡りを攻撃するとき必ず見せる離陸態勢
テイクオフ141026-3388_convert_20141101100601

アタック開始
アクション141023-2896_convert_20141101100753

群れに襲いかかるハヤブサ
襲いかかるハヤブサ141026-3518_convert_20141101100711

”ロックオン”
ロック・オン141026-3523_convert_20141101100644

お見事!狩は成功した
ハンティング141016-0947_convert_20141101101452

お食事は橋桁で
橋桁でお食事141029-3989_convert_20141101105151

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