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 見出しの写真はハヤブサ

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FalconHY

Author:FalconHY
広島県在住。
野鳥を中心に自然写真に取り組んでいるブログです。
過去に撮影した写真もおりまぜ、いろいろな話題を紹介しております。
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命がけの渡り
逃げ戻るヒヨドリたち
ヒヨドリの渡り20170926-4538_convert_20170928203601

ここは河口幅約1kmの場所です。
ヒヨドリたちは、この河口を渡り西に向けて飛んで行かなければいけません。
しかし、この美しい風景の中には天敵であるハヤブサが襲撃のチャンスをうかがっています。

橋の中央部にある高さ71mの塔。
その塔の上には、2羽のハヤブサがこの河口に飛来する獲物を待ち構えています。
ヒヨドリのあの小さな目で、約500m先の塔にいるハヤブサが見えるのでしょうか。
それとも、このように開けた場所は天敵に狙われる恐れがあることを察しているのでしょうか。
林から飛び出しては戻り、飛び出しては戻りを繰り返します。
そのたびに、群れはどんどん大きくなり数百から時には数千といった数になります。

そして、意を決して林から天高く飛び上がった群れは西を目指します。
ハヤブサは、それを見逃すはずがありません。
ヒヨドリが飛び出したと同時に、塔からオスのハヤブサが飛び出し、ヒヨドリの群れに向かいます。
どんどん迫るハヤブサ。
そのスピードは、あっという間に群れに追いつきます。
ヒヨドリたちは当然逃げきれるはずもありません。
ハヤブサが、ヒヨドリたちの先頭に近づいた時、ヒヨドリたちは前に進むのをやめ、
ハヤブサの攻撃を避けるため水面へと急降下して行きます。
群れが大きければ大きいほど、その動きは大きな生き物がうごめくように見えます。
そのシーンは、何度見ても興奮します。

ハヤブサに襲いかかられたヒヨドリたちは、先に進むのは無理だと判断し飛び立った林へと戻ります。
それを待ち構えているのは、我々カメラマン。
それはそれは、すごい迫力で見の前を通過していきます。
その羽音とスピード。
時には、その恐怖に耐えきれないヒヨドリの脱糞が降り注いできます。
思わず、カメラを構えたまますくんでしまいます。

それだけではありません。
そこには、少し遅れて後方から忍び寄るハヤブサのメスが待ち構えているのです。

襲いかかるハヤブサ
襲いかかるハヤブサ20170926-0470_convert_20170929092626

群れの動きが止まりボール状に群がることがあります
ヒヨドリボール20170926-0436_convert_20170928202908

逃げ惑うヒヨドリがこちらに向かってきます
ヒヨドリの渡り20170926-4581_convert_20170928203002

テーマ:野鳥の写真 - ジャンル:写真


”竹の春”
竹林に咲く彼岸花
竹の秋20170923-3824_convert_20170927090332

”竹の春”って言う言葉をご存知ですか?
もう、季節は秋というのに、何を言いだすのやら。
そう思われた方も、多いと思います。
これは、今の季節”秋”を現す季語なのです。

竹は、春にタケノコが伸びて成長し青竹になります。
その成長した若竹が、この秋に青々した葉を茂らせることから、
この秋の季節は『竹の春』といわれています。
竹が一番美しい季節は、この時期なのです

いつかは、この『竹の春』を意識した撮影にと思っていました。
今年は、あちらこちらとヒガンバナも綺麗に咲く誇っています。
そこで、竹林に咲く彼岸花を絡め”秋”を意識した撮影をしてみました。

我が家近くも含め、プチ遠征した隣県もとても素晴らしいヒガンバナを撮影することができました。

竹の秋20170923-3851_convert_20170927090406

竹の秋20170923-3870_convert_20170927090426

竹の秋20170925-4273_convert_20170927090453

テーマ:季節の花たち - ジャンル:写真


The autumn migration begins
とある日の朝焼け
秋の渡り始まる20170926-4328_convert_20170927083634

秋の渡りの始まりです。
『もう、とっくに始まってるよ』と、言われるかもしれませんが、
これはヒヨドリの秋の渡りの話です。

ハチクマは結構な数が渡っているようですが、今年パスした西の果てではカメラマンは消化不良とか・・・
居残りの私は、かねがね楽しみにしていたヒヨドリを撮りに行ってきました。
今季初の撮影です。

先週、早朝に50羽ぐらいのヒヨドリの群れが我が家近くを南下しているのを見ました。
『やっと来たか、今年は移動が遅いね』
秋といえど、日中は30℃近くまで気温が上がり暑い日が続きます。
日本からは西に行かないと言われるヒヨドリの移動。
そんなに急がなくても、大丈夫っていう感じですかね。

現地の方にお聞きすると、ヒヨドリの群れは数日前やっと到着した模様です。
まだ数も少ないですが、これからが楽しみです。

我々カメラマン以外にも、ヒヨドリの到着をもっと楽しみに待ちわびている者がいます。
それは・・・
今回はイントロということで
-続く-

みんなで行こうよって一斉に林から飛び出します
秋の渡り始まる20170926-4488_convert_20170927083654

秋の空を行くヒヨドリの群れ
秋の渡り始まる20170926-4562_convert_20170927083710

テーマ:野鳥の写真 - ジャンル:写真


里山の秋
里山のヒガンバナ
里山の秋20170921-3719_convert_20170921172414

昨日の朝は、気持ちがいい秋晴れでした。
空は高く、青空にすじ雲が広がります。
日差しは強かったですが、時折吹く風は冷たく、秋を感じる気候でした。

里山の田んぼのに脇には、真っ赤に彩るヒガンバナが満開です。
こんな日こそ、ヒガンバナ撮影日和です。

毎年、訪れるこの場所。
といっても、我が家から車で10分です。
川向うに、綺麗なヒガンバナが咲くところがあり、毎年気になっています。
しかし、どこを探してもそこに行く道がありません。
どうも、民家の軒先を通るしかありません。
そうこうしていると、ちょうどその家の奥様が出てこられ、撮影をお願いしてみました。
聞くと、やはりそこは私有地。
その家の庭先のような場所でした。
奥様に案内され、待望の撮影場所に。
いい景色を撮影させていただき、ありがとうございました。

里山の秋20170921-3775_convert_20170921222305

里山の秋20170921-3757_convert_20170921172426

テーマ:ある日の風景や景色 - ジャンル:写真


彼岸花
ヒガンバナ
ヒガンバナ20170919-3706_convert_20170920080508

暑い夏でしたが、いつのまにか季節は秋。
朝晩、めっきり涼しくなり過ごしやすくなりました。

近くの川土手に、もうヒガンバナが咲いています。
今年はちょっと早いのかな?
例年なら、五島列島福江島に出かけている頃ですが今年はパスです。

その川土手には、白いヒガンバナが何か所かに見られます。
なかなか見れない白花ヒガンバナですが、家からこんな近くに咲いているとは幸運です。
背景を暗く落とすと花が浮かび上がりますが、暗いイメージになります。
そこで、今年の撮影は白花をハイキー調に撮影してみました。

ちなみに、白花ヒガンバナの花言葉は
            『思うのはあなた一人』
           『また逢う日を楽しみに』

                               だそうです。
白花ヒガンバナ
ヒガンバナ20170919-3693_convert_20170920080532

4K動画より切り出し画像
ヒガンバナ20170919-17_convert_20170920084946


ヒガンバナ20170919-3688_convert_20170920080545

4K動画より切り出し画像
ヒガンバナ20170919-19_convert_20170920085037

テーマ:季節の花たち - ジャンル:写真


赤蕎麦のお花畑
赤蕎麦の赤い花が満開でした
赤蕎麦のお花畑20170908-9965_convert_20170910092919

昨年は行きそびれた赤蕎麦の撮影。
今年は、ちょっと早めに満開と聞いて行ってみました。

未だ暗い早朝に到着するも、すでに5台もの車が停車しておりカメラを構えている方もおられます。
皆さん、朝焼けと赤蕎麦のコラボレーションを狙っての撮影です。
カメラには、高価なハーフNDを付けて色づく夜明けを待ち構えておられます。
しかし、この日の朝焼けは私を含め皆さんの期待には副ってくれませんでした。

気を取り直し、少し離れた高木さんの赤蕎麦畑の撮影に行きかけたら。
ちょうど高木さんが出てこられ、少しお話をお聞きしました。
今年は、少し早い目に植えられたそうで今が満開となっていました。
肥料も多く与えたとのことで、育ちもよく立派な赤蕎麦畑となっていました。
赤蕎麦といえばお隣の島根県吉賀が有名ですが、今ではその赤蕎麦の育ちも悪く見るに忍びない状態です。
それを見たTさんが、それではこの地にと高価な赤蕎麦を植えられたようです。
今では、この北広島八幡地区ではあちらこちらで赤蕎麦の畑が見られます。
これからも北広島町の名物として赤蕎麦を育てていただきたいものです。

高嶺ルビーの花
赤蕎麦のお花畑20170908-0029_convert_20170910093003

アカソバの花が咲く光景
赤蕎麦のお花畑20170908-9989_convert_20170910093029



テーマ:季節の花たち - ジャンル:写真


ルリモンハナバチ
ハーブ(ローズマリー)の花で吸蜜するルリモンハナバチ
ルリモンハナバチ20170901-3202_convert_20170902102635

久しぶりの更新です。
今回の話題は昆虫です。

8月、昨年撮影した青いハチ(ルリモンハナバチ)を、今年も今か今かと待ち構えていました。
しかし、現地を訪れると斜面一面に咲いていたキバナコスモスは一輪もなく、斜面の土が堀返されていました。
おそらくイノシシの仕業でしょう。
これでは、ハチたちはやっては来ません。
今年は撮影できないと諦めていた時でした。
そこに、友人から吉報が入りました。
『ルリモンハナバチが居るよ』
早速、私は現地に出向きました。

彼は、何とハーブの花に飛来していました。
これは、あの”脱法ハーブを吸引しているのか?”
いいえ、この花は”ローズマリー”というハーブでいい香りがする小さく可憐な花の蜜を吸っていました。

花が小さいためか、その動きは速く、ピントが合った瞬間画面から消えてしまいます。
一緒に撮影されていたカメラマンさん達も四苦八苦です。
昨年のキバナコスモスに止まるルリちゃんと大違いです。
結局、『数打ちゃ当たる』方式で歩留まりが悪い撮影となりましたが、
何とかピントが合ったコマもありました。

綺麗なハチですがその口は鍵爪のような鋭い形をしています
鋭い形をしていますが構造は蜜を吸うためにストロー状になっています
ルリモンハナバチ20170901-3286_convert_20170902102709

翅をバタつかせなかなか止まってくれません
ルリモンハナバチ20170901-3335_convert_20170902102758

飛んでいるシーンをがんばりましたがピントは甘くなります
ルリモンハナバチ20170901-3431_convert_20170902102826

テーマ:昆虫の写真 - ジャンル:写真