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FalconHY

Author:FalconHY
広島県在住。
野鳥を中心に自然写真に取り組んでいるブログです。
過去に撮影した写真もおりまぜ、いろいろな話題を紹介しております。
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お祝い夢花火2019
埴生お祝い夢花火2019


今年も、この10月下旬に行われる花火の撮影に行って来ました。
昨年は、Sony α7Ⅲのバルブ撮影に手こずった思い出の場所でもあります。
今回は何事もなくスムーズに撮影出来ました。

この”お祝い夢花火”は、地元住民や企業から申し込まれたメッセージを、
花火に込めて打ち上げる住民参加型のイベントで8000発もの花火が上がります。
我が地元で開催される、観覧者数約5万人を集める有名なXX水中花火(5000発)と比べ、
それはそれは立派な花火でした。

花火は18:30~21:00と、何と2時間半もあります。
撮影していてもこんなペースで『2時間半も持つのか?』と、心配になるほど綺麗な花火でした。
昨年もそうですが、少し風があり花火が流れる場面もありましたが十分満足できる花火でした。
ありがとうございました。

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テーマ:祭り/イベント - ジャンル:写真


ローアングル撮影用三脚
最低高38cmのローアングル三脚


ローアングル用の三脚は市販の物がありますが、
手持ちの三脚を改造して作ってみることにしました。

普通のカメラ用三脚は短くするのが難しい為、ビデオ用の三脚を改造することにしました。
以前友人のMさんから、もう使いわないからと頂いた三脚を引っ張り出して思案しました。
このビデオ用三脚は、ダブルシャンク式といって細いパイプで構成されており、
ねじれに強く作られております。
そのパイプを短くするだけで出来そうな感じでした。

まず分解は出来るか?
短くして強度は保てるか?

一応、何処まで分解できるかやってみることにしました。
足はアルミのパイプ、それを受けるの部品はエンジニアプラスチックです。
その結像部にはキーピンが打ってありパイプ抜けを防いであります。
そのピンをどうやって外すかが時間かかりました。

ようやく、分解でき後は各パイプを同じ長さにカットしていくだけです。
家にはパイプカッターなる便利なものがあり難なくカット出来ました。
そして組み立て、キーピンの入る穴を再度あけなおし、ピンを打ち込み完成です。

完成してから気がついてのですが、
この三脚には足を開いた時の強度を保つためミッドスプレッサーなるものがついています。
それが運台のハーフボールの調整するハンドルに当たりたたむことが出来ません。
ちょっと考えましたが、そのハーフボールハンドルを緩め、斜めにすることでスプレッダーが当たらず、
折りたたむことが出来ました。

使うかどうかわからないローアングル用三脚ですが一応完成です。
構想から10日間、満足度90%の改造作業でした。

改造前と改造後のDST-73
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三脚分解
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しっかりしたローアングル三脚の完成です
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折りたたんだ状態
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テーマ:★カメラ&レンズ・機材 - ジャンル:写真


逃した獲物は大きかった!
オスのハヤブサがハトを捕った
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この日は、あの大きな爪痕を残した台風19号が過ぎ去った翌日でもあり、
ヒヨドリたちの群れもピークに達していました。
ハヤブサペアーもこの日は狩りに励んでいました。

ハヤブサのメスが河口中央で一羽のヒヨドリを捕らえ持ち帰った5分後のことです。
何処から現れたか、突然ハヤブサが一羽のハトをゲットしました。
空中でハトの首にかみつき、橋桁に運ぼうとした時でした。
捕まえていたハトが足元から外れ、大事な獲物を落下させてしましました。

その光景を間近で見ていたR君が、確かこの辺りと探してみるとありました。
そのハトは、頭が首の皮だけでつながった状態ですでに絶命状態でした。
その時、何とメスのハヤブサがそのハトを探し近くをウロウロ飛び始めました。

撮影当初はメルがハトを捕らえ、そのハトを落としたと思いました。
そして、その落とした獲物を探し近くを低空で飛び回っていると思っていました。
しかし、撮影したカットを確認すると、獲物を捕って落としたハヤブサの胸に班がなく、
これはオスのハヤブサでした。

近くでそれを見ていたメスがその落とした獲物を取りにやって来たのです。
それも、3~4回も落とした付近を徘徊しするほどの執念深さでした。

自らが捕らえた獲物ならこのような行動は見られますが、
他のハヤブサが捕った獲物を探しに来る行動を見たのは初めてでした。
この日は、多くのカットを撮影し確認するのに時間がかかりましたが、
なかなか撮れないシーンに感動した一日でした。

ハヤブサが獲物のハトを落としてしまいました


ハヤブサが落とした獲物(ハト)
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メスのハヤブサがオスが落としたハトを探しにやって来ました
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低空で我々カメラマンの間近に迫ってきます
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何度も旋回して近づきます
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猛禽の執念ですね
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テーマ:野鳥の写真 - ジャンル:写真


ハヤブサの狩り
ハヤブサの攻撃を避け落ちるように水面に逃げ込むヒヨドリたち


ヒヨドリたちは順調に西へと渡っていきます。
数少ないチャンスにかけこの日も遠征です。

今年のハヤブサは、朝一番の大きなヒヨドリの群れには攻撃しません。
朝が弱いのか、それともヒヨドリを油断させて攻撃する戦術なのでしょうか。
ハヤブサのメスは狩りが上手く、一撃でヒヨドリを捕らえます。
オスの方はなかなか狩りが成功しません。
我々カメラマンにとってはその方が都合がいいのです。

今回の遠征では、二日間で結構なチャンスに恵まれ約3900コマのカットを撮影しました。
その確認に時間がかかるためもう少し時間をください。

後方よりヒヨドリたちを追う
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ヒヨドリたちの先頭に向かって猛スピードで追い越していきます
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群れから離れ孤立したヒヨドリが狙われます
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メスがヒヨドリを捕らえました
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テーマ:野鳥の写真 - ジャンル:写真


ヒヨドリの渡り -宮島編-
広島湾内を渡るヒヨドリたち


どうも仕事が休みとなるとお天気に恵まれません。
女房からは、『日頃の行いが悪いから!』と言われてます。

ある朝、朝起きて新聞を取りに玄関口に出ると、何と雲一つない快晴。
昨夜の天気予報に騙されました。
さて、どうする。
そうだ、久しぶりに宮島から渡るヒヨドリを撮りに行こう。
前回この地で撮影したのは2012年10月でした。
もう7年も経っていました。
そこには、家からは車で20分ぐらいで行けます。
早速支度し現地に向かいます。

空は雲一つない青空が広がっています。
釣りのおじさんは数人居られますが、カメラマンは私だけです。
正面から太陽の光が容赦なく照りつけます。
これでは眩しすぎるので、サングラスを取りに車に戻ったその時でした。
ヒヨドリたちの鳴き声が聞こえてきました。
振り向くとヒヨドリたちが正面に上陸です。
よしよしと、サングラスをかけカメラの所に戻ろうとしたとき、キィッ、キィッ、キィッ、キィッとけたたましい鳴き声が。
その方向を見ると、何とハヤブサが獲物を捕らえ僕に向かって飛んで来るではありませんか。
しかし、カメラは20m先の堤防の上。
『見なかったことにしよう』と、自分に言い聞かせヒヨドリ撮影を続けました。
その後ハヤブサが獲物を運ぶ姿を見ることがありませんでした。
『またチャンスはある!きっとある!』

大きなコンテナ船の横を行くヒヨドリたち
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大型船が行き交う湾内をヒヨドリたちが渡ります
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7年前と同じエントツの上部には待ち構えるハヤブサの姿がありました
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ここではヒヨドリたちのほとんどは海面すれすれを飛行します
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きらめく水面を背景に飛ぶヒヨドリたち
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渡りきると近くの山を目指し西へと渡っていきます
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テーマ:野鳥の写真 - ジャンル:写真


サギが居る光景
チュウダイサギ


朝陽が昇る頃、潮が引きはじめサギたちが波打ち際に一羽また一羽とやって来ます。
朝陽が波打ち際を照らし、水面はオレンジ色や黄金色へと刻々と変化します。
その中に、サギたちが小魚を狙って採餌する光景が見られます。

そんな時、橋の主塔にハヤブサが上がり狩りの準備をします。
近くの林には、ヒヨドリたちが仲間の集まりを待つように山の周辺を飛び始めます。
あと一時間足らずで、ヒヨドリたちの生死をかけた渡りが始まります。


潮が引くのを待っているサギたち
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黄金に輝く波打ち際で
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ハヤブサ
ハヤブサ♀


ここ山口湾にはハヤブサの夫婦がいます。
このハヤブサ夫婦、我々カメラマン以上にヒヨドリを待ちわびています。

今年のハヤブサ夫婦は、昨年とメスが入れ替わったようです。
その特徴は
 メス;斑点の明瞭差や濃さから少し若くいメスのようです。
    体つきはメスにしては少し小柄です。
    喉の部分に黒い線状の班があるのが特徴です。
    出撃は橋の主塔上部から飛び出し、ヒヨドリたちの後方から侵入します。
    狩りはすこぶる上手でほとんど成功します。
    気が強いのか我々カメラマンに威嚇することもあります。
 オス;斑点の細さや濃さ、ハヤブサひげから昨年と同じと思われます。
    メスよりすこし年配の感じします。
    9月末まで田で狩りをしていたのか姿が見れれなかったですが、
    メスを怖がってか橋桁からの出撃が多いです。
    狩りは下手で、失敗が多いのでカメラマンからは気に入られています。 

このハヤブサ夫婦、夫婦仲はあまりよくありません。

今年はどんなドラマを見せてくれるのか楽しみです。

ハヤブサ♂
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ハヤブサのペアー
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テーマ:野鳥の写真 - ジャンル:写真