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FalconHY

Author:FalconHY
広島県在住。
野鳥を中心に自然写真に取り組んでいるブログです。
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アカショウビンの繁殖 最終章
ブナ林に散らばった雛に給餌するメス親


打ち合わせも終わり、巣だった雛が気になっていたため林道に戻ってみると、
友人のMさんとHさん、それに巣立ってから来られたS嬢が何やら探しております。
アカショウビンの親と雛が居るようです。
もう皆さんは、とっくに帰られています。
こんなアカショウビンの動きは、過去の経験から友人のMさん見逃しません。

S嬢さんの眼は凄いです。巣立ち雛2羽とメス親1羽を見つけてくれました。
すると、一羽の雛がしきりに鳴きます。
鳴くというか、私には舌打ちの様な『チェッ、チェッ』という鳴き方に聞こえます。
これは、親に餌をねだっている鳴き声なのでしょう。
巣の中の鳴き方とは明らかに違います。
すると、近くに親が来たのでしょう。
地面付近に雛は飛んで行き、その後親もその付近に飛び込んだのを確認。
我々が見ていたので嫌ったのでしょう。

巣立ちで地面に落下した雛がどうなったかわかりませんが、
少なくても、この2羽は親からの給餌も受けこれから親からの教育を受けます。
これらの雛が一羽でも多く、この生まれたブナ林に戻ってくることを願ってます。

-追伸-
翌19日、友人のMさんからメールがあり、何と巣の中にもう一羽居たようです。
親が巣穴にとり付いたとのこと。
その雛は飛べずに、地面に落ちましたがその後自力で枝に止まり親から給餌を受けていたそうです。
結局4羽の子育てをした模様です。
改めて野生の繁殖力、生命力には驚かせられます。

いろいろあった3か月。
また来年も、元気なアカショウビンのの姿が見れますよう願っています。

アカショウビンの親子
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もう一羽も林道わきの木の横枝に止まってしきりにおねだりの声を出していました
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テーマ:野鳥の写真 - ジャンル:写真


アカショウビンの繁殖
3時間前に巣立ちした雛とは思えない立派な翼


みんなの緊張が解けてきた9時ごろ、『雛が巣立った!!』と言う叫び声が・・・
みんなが見ている方向を探すと、巣の前の茂みに巣立ったばかりのかわいい雛の姿がありました。
しかし、見にくい。邪魔な枝や葉っぱが多くすっきりと抜けません。
そうこうしていた1時間後、『雛のくちばしが巣穴付近から覗いている!』と、わざわざ教えに来てくれた方が居ました。
どれどれと、カメラ片手にその場に行き、ピントが合った途端、黒い物体が飛び出しました。
残念ながら撮り逃しました。
もう一羽の巣立ちです。

その場所にいた若い方に聞くと、『9時頃雛が飛び出す前に黒い塊が巣穴付近から真下に落ちた』と。
恐らく、幼い雛が中の大きな雛に押され巣穴から落っこちたのだろうと思います。
まだ飛べない小さな雛の可能性があり、無事を祈ります。
その雛を入れると、計3羽が巣から出たことになります。

一方、巣穴から飛んで目の前の茂みに止まって居る2羽の雛。
どちらも枝や葉っぱで非常に見にくく、どうにか記念写真程度しか写せません。
今日は、多くの方が来られ目の良い親切な方が『ここから見えます』と教えてくれるが、
なかなか探し出せません。

この日に来られた多くの方は、初めての見るアカショウビンの雛に感動です。
『くちばしが赤くなく先端だけが黄色いんだ』、『体の色は茶色なんだ』、『小さくてカワセミみたい』と、
いろんな感想を述べられていました。

それから3時間ぐらいたったでしょうか、最初に見えた雛が左に一気に飛びました。
それを追う皆さん、すぐに見つかりました。
それは、道路から比較的近くのすっきりとした細い枝に止まりました。

狭い巣穴から出た雛は、誰も教えていない伸びをし始めました。
白い産毛も所々に残っており、尾羽もまだ短かいですが、
翼は立派な風切り羽根が生え備わっています。
飛ぶには全く問題ない状態です。

雛が見えなくなった頃、もう巣には雛は残っていないだろう。
皆さんそう思って、引き上げる方、遅いお昼を食べるかた。
そこで、皆さん解散となり、撮影場所は元の静けさを取り戻しました。
私も友人と、ちょっとした打ち合わせで下山しました。

-続く-

いい小枝に止まってくれました
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どんどん移動する巣立ち雛

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アカショウビンの巣立ち
アカショウビンの巣立ち雛#2


アカショウビンの親は、オスメスともにせっせと巣穴の雛に餌を運んでいました。
その姿は、木々に隠れるように止まるため、なかなか撮影出来ません。
止まり木から巣のある場所までの少しの空間が撮影ポイントです。
しかし、その姿が見える時間はおそらく0.7秒。
SONYのAFがいくら速いと言ってもフォーカスが合いません。
それなら置きピンで。
しかしどこに合わせていいものか試行錯誤。
また周囲の暗さもありシャッタースピードが上がりません。
難易度超高デス。
そんな撮影を何度も試み、ピンボケブレブレ量産の日々が続きました。

親のエサ運びが8月3日なら、雛の巣立ちはそれから17日の20日だと予想していました。
恐らく22日の週末までには、かわいい雛が出てくると期待してました。
早朝、まだ薄暗い時間からの観察から、連続した給餌回数を数えるとだいたいの雛の数が推定できます。、
雛はおそらく3羽以上は居ると思っていました。

まだ出ないと、たかをくくっていた18日。
朝早くから、多くのカメラマンが来られました。
6時半から8時ぐらいまで親は2-3回巣穴に給餌していました。
8時頃、巣穴近くに一羽の親が来たのを確認。
皆さん飛び込みを撮ろうと、レリーズを握り緊張している様子です。
しかし、一向にその親は動きません。
10分、20分、30分、40分、と次第に緊張もほぐれ皆さんあきらめムード。
そんな9時ごろ、巣穴付近を見ていた方から、『あっ、雛が飛び出た!!』と、叫び声が聞こえました。
そうです、雛の巣立ちです。

私には一切見えません。
しかし、私の後方にいた友人が『見える見える』と、言いながらシャッターを切るではありませんか。

-続く-

木々の隙間から見える雛#3
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アカショウビン
アカショウビンのエサ運び


7月11日、順調に抱卵交代を確認。
何故?
7月5日~11日の6日間に卵を産み直おした?
残った一卵を温め続けている?
気が狂って抱卵の真似事をしているかも?
皆さん、いろんなことを想像していました。

アカショウビンの抱卵開始は、卵を産み終える一つ前に始めます。
通常5つ生みますが、4つ目を産んだ時から卵を温ると言われています。
そうすることで、一斉に雛が孵化し雛の成長に差が出ないよう育雛します。
いずれにせよ、今、卵をオスメスで交代して温めているのは事実です。

数日間観察して、抱卵が確実に行われているか観察です。
卵をお産み直したと仮定すると、抱卵機関は約21日前後です。
となると、雛が孵化するのは8月1日ごろとなります。
それから、育雛期間は約17日~20日です。
果たして、無事に雛が誕生するのか目が離せません。

-続く-

巣へのエサ運び
アカショウビンの動きを連写し一枚の写真に合成してあります
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アカショウビン
アカショウビン


まだまだ残暑が厳しく暑い日が続きます。
今年の夏は、新型コロナ禍、梅雨の長雨、記録的猛暑といい話題がなかったですね。

何故、この時期にアカショウビンなの?と疑問に思われる方もおられると思います。
この8月18日に無事複数の雛が巣立ったのです。

通常、アカショウビンの繁殖は7月中には終わっています。
場所は言えませんが、今年5月順調に巣穴掘りをしたアカショウビンでした。
抱卵交代も梅雨のわざわざ出向き確認しました。
ところが、もう数日で孵化すると思っていた7月上旬、
一羽のアカショウビンが卵をくわえ、巣から飛び出しその卵を捨てるという行動が見られたそうです。
それも立て続けに4個も。
その卵をくわえた写真も見せていただきました。

無精卵と気づき自分で捨てに行った?
よそ者が、巣を乗っ取ろうと自分の子ではない卵を捨てた?
いろんな説がありますが、真相はわかりません。
よそ者も、巣の周りをうろつきまわっていたのは事実です。
そんな事件後、約一週間でまた抱卵交代をしているではありませんか。
巣穴へのアプローチの仕方を見るとペアは入れ替わった様子が見られません。
謎が深まるばかりです。

ー続くー

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ペルセウス座流星群と天の川
夏の天の川と流星


この時期、孫たちの帰省で自由に撮影に行けません。
今年のお盆は、新型コロナウイルス禍もあって全員が集まることがなく、
一夜だけ念願のペルセウス座流星群の撮影に行って来ました。

友人と、小高い山裾からの撮影です。
この場所からの天の川撮影は初めてです。
また、この日は先月購入した11mmの対角線魚眼レンズのテストも兼ねています。

この日は、少し雲が出ましたが久しぶりの天の川、素晴らしく綺麗に見えました。
当のペルセウス座流星郡ですが、肉眼では6-7個大きな流れを確認しました。
1時間半ぐらいの撮影で満足して帰途に着きました。

帰って、撮影したカットを確認するも、多くの飛行機と人工衛星が映り込んでおり、
肝心の流星が写ったカットが出てきません。
諦めかけたとき、一、二枚だけ何とか大きな流星を捉えているカットがありました。

今回テスト撮影した中華製のTTArtisan 11mm f/2.8 Fisheyeレンズ、
価格、性能、大きさ、どれをとっても私には100点満点のレンズです。
星野写真や風景写真を撮られる方にはおすすめの一本です。

アマゾンでのリンクはこちらです”TTArtisan 11mm f/2.8 Fisheye

A73+TTArtisan 11mm f/2.8 Fisheye

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