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FalconHY

Author:FalconHY
広島県在住。
野鳥を中心に自然写真に取り組んでいるブログです。
過去に撮影した写真もおりまぜ、いろいろな話題を紹介しております。
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ブッポウソウ子育てプロジェクト 育雛
7月12日、4羽すべての雛が孵化しました
巣箱ブッポウソウ雛20210712-7986

6月13日から抱卵し始め、時々親は数分間留守にするときはありますが、
順調にオスメス共に抱卵しました。
雨の日が続きずぶ濡れになりながら抱卵する親、
30℃を超える暑い日も口を開け体温を調整しながら抱卵しているシーンも記録していました。
7月5日、親が抱卵を開始して22日目、雛が孵化しました。
その夕方までに3羽の雛が無事孵化し親のお腹に抱かれているシーンが見られました。
遅れること7日、おそらく6月16日に産んだ卵でしょう、無事孵化し全ての卵が孵ったことになります。

孵化した雛は、その日のうちに親からの給餌を受けます。
産毛もなく赤子だった雛、いつ羽毛が出てくるのか?
そして、ブッポウソウのあの鮮やかな青緑色の羽はいつ見られるのか?
ブッポウソウは、餌をすりつぶすひき臼として、営巣地の周辺から貝殻や瀬戸物の破片、
アルミのプルタブなどのアルミ片を雛に与えます。
そんなシーンが収録したビデオ映像に残されています。

ブッポウソウの育雛期間は25日と言われています。
7月5日に孵化した雛たちは順調にいけば7月30日あたりに巣立ちを迎えます。
果たして、そのころに無事巣立つのでしょうか。

-続く-

*これらの画像は私がiphoneやミラーレスカメラで撮影した画像を使っています。
 ビデオ画像はNPO法人西中国山地自然史研究会に帰属するためこのブログには使っておりません

親は順調に給餌してます
巣箱ブッポウソウ20210622-103561

4羽揃って順調に育ち大きくなりました
巣箱ブッポウソウ20210727-8038


テーマ:野鳥の写真 - ジャンル:写真


ブッポウソウ子育てプロジェクト 産卵
車庫の2階から見た巣箱と収録用モニター画像
20210512-7862_convert_20210821135932.jpg

巣箱設置から、ブッポウソウの飛来を待ちます。
ゴールデンウイークに入り、続々とブッポウソウが飛来してきました。
カメラ付きの巣箱周辺にも、ブッポウソウが飛来しているとの情報がありました。
そして、ゴールデンウイークが終わったころ、巣箱入り口にブッポウソウが取り付いている
を見たとの情報が入りました。

5月12日、いよいよビデオ収録用の装置やモニターを設置しました。
5月13日AM5:30より収録開始です。
まずは、ビデオ収録時間をAM5:30~PM7:30の14時間と決め収録を開始しました。
何と、ブッポウソウがその翌日の13日に早くも巣箱に入って来ました。
思った以上の成果です。
あとは、この巣箱を気に入ってくれるかどうかです。

6月9日、未だに産卵しない巣箱ブッポウソウに、しびれを切らした友人のUさん、
『巣箱の中のLED照明を消してくれないか』との相談を受けました。
LED照明を消すと、せっかくの観察映像が台無しになります。
周辺でも、まだ抱卵に入っていないブッポウソウが居り、様子見となりました。
翌10日、またUさんから、『めでたく初卵を産んだ!!』との吉報がもたらされました。
よくぞ生んでくれました。バンザーイ!!
ここまでうまく来れるとは思っても見ませんでした。
初めての試みにしては上出来です。

その後、6月11日に2卵目、13日に3卵目を産み落としました
3卵目を産み終えたのち親は抱卵に入りました。
その2日後の16日にも、最終卵の4卵目を産み落としました。
結果的、この巣箱の卵の数が4卵となりました。

-続く-

*これらの画像は私がiphoneやミラーレスカメラで撮影した画像を使っています。
 ビデオ画像はNPO法人西中国山地自然史研究会に帰属するためこのブログには使っておりません

6月12日には2卵目が産み落とされていました
巣箱ブッポウソウ20210612-7917

テーマ:野鳥の写真 - ジャンル:写真


ブッポウソウ子育てプロジェクト 巣箱完成
巣箱の屋根の内部に小型ビデオカメラやLED照明を取り付けました
20210417-7690_convert_20210821135831.jpg

電源も取れ、収録装置も置ける場所が決定しました。
車庫から巣箱までは約30m。
日頃は、人の出入りもないため警戒心の強いブッポウソウも入ってくれるでしょう。

私は、ブッポウソウが飛来する4月末まで巣箱カメラを完成させなければなりません。
カメラは、以前乗っていたプラドに取り付けたバックカメラと決定。
それは、車をバックに入れるとナビのモニターに後方が映し出すための小型カメラで
ナンバープレートの上のカバーなどに取り付けてあるカメラです。
夜間ても写り、小型で防水で12v駆動です
Amazonで手に入ります。
車のバックに入れた時だけ働く用途のカメラですが、
24時間/2か月間も連続稼働するか心配です。
そんなことは心配しても、先に進めません。
トライ&ゴーの世界です。

実際、そのカメラを実装すると巣箱内は思った以上に暗く映ります。
暗さには強いカメラですが、自動露出のため入り口から入って来る光が強すぎて、
巣箱底の映像が思った以上に暗くなります。
これでは、観察に適した映像が撮れません。
ある程度の照明が必要になります。
早速、手持ちの高輝度LEDを使います。
あまり明るくすると、鳥に嫌われます。
LEDが点灯するぎりぎりの電流を流し明るさを調整しました。
もう、LEDだけが光っている状態です。
元々、巣箱には隙間がありそこから巣箱内にはある程度の光が入ります。
そんな明るさのLED照明です。

4月15日、カメラ付き巣箱が完成しました。
4月26日、ブッポウソウが飛来する直前にその巣箱をポールに取り付け、
お借りした車庫に必要なケーブルの引き込み工事を行いました。

-続く-

照明無し画像
(巣箱の中には小鳥のデコイを入れて撮影)
巣箱ブッポウソウ20210410-7636

照明を点灯した画像
巣箱ブッポウソウ20210410-7637

-続く-

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ブッポウソウ子育てプロジェクト
ビデオカメラ付き巣箱


今年の夏を振り返ってみると、ハヤブサのひな転落による繁殖失敗、アカショウビンの営巣木崩落と受難続きの夏でした。
しかし、西日本では珍しいチゴモズの繁殖といったいいこともありました。

いろいろあった2021年の夏ですが、中でも一番の成果はこのブッポウソウの子育て収録でした。

昨年、”認定 NPO法人西中国山地自然史研究会”から
ブッポウソウの子育てをビデオ収録したいとの相談を受けました。
面白い試みなので、失敗に終わっても今後に生かす何か得られるだろうと制作に取りかかりました。

と、言っても簡単ではありません。
どんなビデオカメラを仕掛けるのか?
ビデオ信号線や電源線の配線は?
ビデオ映像を少なくても2か月もの長い期間ディスクなどに保存は可能か?
いろいろ具体化すると問題山積み。
一番の問題は巣箱設置場所です。
巣箱にカメラを入れるのは簡単なことです。
それ以上に、それらハードウエアの設置、またそれらの電源はどこに置くの?
それが解決すれば、あとは鳥次第です。

いろいろ当たってもらい北広島町東八幡原の山荘の持ち主のご厚意で
車庫の二階を使わせていただけることになりました。
その場所は、昨年ブッポウソウが2羽の雛を出している巣箱があります。
ただ、巣箱の柱から車庫までの距離が50m以上あります。
この距離にケーブルを空中線で這わすとなるとちょっと大変です。
それを相談すると、巣箱の支柱ごと車庫建屋近くに移動していただけることになりました。
田んぼのあぜ道に、ショベルカーで穴を掘り7-8m近くある支柱を埋めて立てるといった
大掛かりな工事なのですが、4月末には完成していただけました。
そこまで協力していただけると、何が何でも結果を出さなければなりません。

-続く-

テーマ:野鳥の写真 - ジャンル:写真


写真展は中止となりました!!


この8月17日に、広島県がまん延防止等重点措置に適用される地域に追加されたため、
写真展会場の旧日本銀行広島支店において8月20日(金曜日)~9月12日(日曜日)まで
臨時休館することになりました。

ついては、今回の写真展は中止となりました。

手ぐすね引いて準備万端でしたが、残念です。
このご時世仕方がありません。
次回開催まで楽しみにしておいてください。